官僚の用心棒 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 昨日の社会保険庁法案に続き、今日は「天下りバンク法案」の強行採決かと緊迫ましたが、結局、採決は流れました。問答無用を続けてきた与党にも、多少の良心が残っていたようです。今週はどう考えても、「消えた年金」の週でしたので、天下りに焦点があたるという意味では、週をまたいだことは良かったと思っています。昨晩、徹夜で準備をした質疑で私が提示したのは、消えた年金記録の責任者の一人である元社会保険庁長官の天下り人生と、天下りのチャンプである元建設省事務次官の天下り半生(道半ばという意味)です。公務員を退職後、3億円から5億円もの所得を得る「わたり」は、国民の怒りを買っています。天下り根絶を叫ぶ以上、わたりの実態を明らかにする必要があります。

     細野豪志 6/1



 天下りを完全否定できるかどうかで、

民主党の価値が問われます。

 

民主党の「公募議員」には

官僚出身者が少なくありません。

 

彼らの多くは、事務次官レースに早くから見切りをつけ、

「ボクのほうが優秀なのに・・・」と

官僚へのライバル心を燃やして政界へ転出します。

 

民主党の議員が「官僚に頼らずに立法できる」などと

頓珍漢な自慢をする事があります。

 

官僚を使いこなしてこそ「政治家」です。

対立する概念ではありません。

 

その本質が理解できず、

妙な功名心から自民党を攻撃しようとするから

時々「永田メール」のような事件を起こすのです。

 

自民党は「天下りシステム」を容認することで、

つまりキャリア官僚の用心棒をやってやることで、

官僚全体を使いこなしています。

 

民主党が、

その自民党の「やり方」を否定できるかどうか・・・

そこを国民は見ています。


                        by yan