再び、厚生労働委員会がもめています。先週、「消えた年金」を黙殺するかたちで、社会保険庁を日本年金機構に衣替えする法律を強行採決しておいて、今更、「救済法案」を出してくるとは。法案の中身も、時効を延長するだけで、被害者が保険料納付の事実を証明しなければならないことに変わりはありません。年金が消えた責任は、社会保険庁すなわち政府にあります。先日、「私が悪いのか?」と逆切れしていた安倍総理は、何か勘違いをされているとしか思えません。「救済」されるのは安倍総理と柳沢大臣という法案に、国民が納得するとは思えません。これから党首討論。ここでも、消えた年金が議題となります。
細野豪志 5/30
5000万件を超える「消えた年金」・・・
「年金は国家ぐるみのネズミ講」だと指摘してきたが、
本当は「国家ぐるみの保険金サギ」だったのか・・・orz
被害者を救済する法案を先に出してきたが、
5000万件の年金記録を全部調査しながら、
その記録を持っている組織を解体する事が
同時に出来る事なのか?
出来ると言うなら、看板を掛け変える必要はないし、
出来ないなら、他の思惑があるという事だ。
つまり、
調査したけど判りませんでした。
組織も民営化したので、不良債権は分離させて下さい。
ごめんなさい。
ここで一旦、御破算で願いませんでしょうか?
って事?
年金破綻の根本原因は
国民が、この制度を信用していないことだ。
国民が10人集まれば、3人は納めるのを止めたし、
残りの7人のうち1人は、止めようか迷っている。
政府与党の「社会保険庁民営化法案」は
郵政民営化よりも、昔の国鉄民営化に近い。
つまり、これは
「社会保険庁御破算法案」なのだ。
まちがいない。
by yan