今だから言うけど・・・ | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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臨時国会がスタートし、安倍新総理が誕生しました。民主党の人事もおおむね決着し、私は政調会長代理となりました。「政調会長」の正式名称は政策調査会長で、党の政策の責任者のこと。ちなみに留任した松本政調会長は、私にとっては兄貴分的存在です。「代理」というのは、永田町特有の言い回しで、それぞれのナンバー2のポジションのことです(今回は代理が2人です) 私は、役員室長という党務の調整役を経て、政務に帰ってきました。政治という権力闘争の中で、どうやって政策の実現を図り、そのプロセスを国民に知ってもらうか。登用してくださった小沢代表、前原前代表に報いるためにも、役員室長の経験を生かして、民主党の政策を練り上げて行きたいと考えています。 細野豪志 9/26

君に初めて遭ったのは、
裾野の小さな内装屋さんの、お通夜の席だったんだよ。
 
2003年10月25日、そのかたは自殺した。
      
今の時代、
勝ち組とか負け組とか、みんな簡単に口にする。
何も死ぬことはないじゃないかと言うかもしれない。
・・・でも、中小企業の経営者にとって、
「死んで責任をとる」というのは
愛する家族を守るための最後の手段だったりする。      
自民党が悪いとか、
小泉構造改革が悪いとか、
人のせいにするつもりはない。
しかし、勝ち残った企業には、
それなりの責任があるんじゃないのかと思わずにいられない。
 
セーフティネットだと?
どこにそんなものが有る。
  
最後の手段を選ぶというのはどういう事なのか。
・・・どんなに無念だったろう。
 
オレには彼を笑えない。
次はオレの番かもしれない。
現代とは、そういう時代なのだから。
 
サラ金業界から献金を受けた政治家が、
「サラ金を保護しないと、借りられない人が闇金に走る」
という妙な理屈をこねて、
グレイゾーン金利を7年も8年も残そうとする。
 
借りられない人達に無理に借金を重ねさせるより、
ホントは「生活保護」の対象とするべきなんじゃないの?
サラ金のコマーシャルの
「借りすぎに注意しましょう」というのは、オレには
「細く長く血を吸わせろ」という意味にしか聞こえない。
 
前にも言った。
・・・死んで責任を取った人々の、そして残された人々の、
声なき声が耳に届かないと言うのなら、
政治家なんぞ辞めちまえ・・・と。
オレの心の底には、政治を商売にする連中に対する
拭いきれない不信が、澱のように沈殿している。
  
あの時、思った。
「へえ、こんな小さな葬式に自ら出向いてくる政治家もいるんだ」
「どうせ票目当て」
「ヒマなヤツもいるもんだ」

細野豪志に興味を持った。
ブックオフで「パラシューター」を手に取った。
そしてオレは細野豪志に出会った。
  
政調会長代理かぁ、どんどん偉くなっていくなぁ。
  
でもね、どうか初心を忘れないで。
残された人々が、細野を信じるというのなら、
信じ続けさせて欲しい。
     
               by yan