国会の会期 | 富士市議会議員 鈴木幸司オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 小泉総理の鶴の一声で、国会の延長はなくなりました。共謀罪、教育基本法案などの重要法案は次期国会(次期政権)に積み残されることとなりました。自民党国対は針のムシロでしょう。行政府の長たる総理は、国会の運営に口を出さないのが建前なのですが、訪米と花道参拝(?)以外に興味を失った総理の前では、与党の幹部も沈黙するしかなかったようです。波乱万丈の春も今日で終わり。明日から国会はクールビスなのですが、心配なのは果たして小沢代表がクールビスで来られるかどうかです。代表がスーツ姿ということになると、わが道を行くかどうかの決断を迫られます。とりあえず明日はスーツにしよ。細野豪志 5/31


 郵政民営化にあれほどの執念を見せた小泉さん、最近なんだか元気がない。
先日の小沢さんとの党首討論、もっと白熱するかと思ったのに拍子抜け。
「久しぶりに総理のご指導をいただく機会を得まして」と切り出した小沢さん。
笑顔で応える小泉さん。
 冒頭、医療制度改革関連法案での強行採決に苦言を呈されると、
小泉さん、小沢さんの著作を引用し、
審議を尽くしたら採決するのが当たり前と居直ったところまでは良かったが、
「では、他の重要法案についても審議を尽くしましょうね」
と釘を刺されてしまった。

小沢さんと小泉さんは、奇妙に似ているところがある。

「公約が守れないなんて、大したことじゃない」
かつて、そういう答弁を引き出されてしまった小泉さん、
本当に花道参拝を狙っているのかもしれない。
小泉さんの書いたものを読むと良く解る。
彼は「言ったことはやる男」なのだ。
あの不注意な答弁は、よほど悔しかったらしい。
小泉総理の外交政策は概ね正しかったのにね。

最近ではとうとう、中国のほうから外相会談を持ちかけてきた。
ノムヒョン政権は禁断症状を訴えるシャブ中患者のようだ。
韓国にも「日本の言い分にも聞くべき部分がある」
という意見を述べる人が出てきた。
次に民主党の打てる手と言えば、小沢さんの訪中がある。
前原さんの大きな功績は、
「中国は現実的な脅威」だときちんと述べたことだろう。
いま中国は、国際社会での脅威論の打ち消しに躍起になっている。

「田中角栄先生乃弟子、小沢一郎先生熱烈歓迎!」

これで自民党の軸足は右に移動する。
野党外交を誉めるわけがないからね。
民主党が「国民世論の正規分布」のほぼセンターに位置することが出来れば、
次の選挙では俄然有利になる。
そのためには自民党よりも右の「国民新党」との連携も大事になる。

細野ブログ「柔剛記 」に
民主党は自治労に遠慮するから社会保険庁改革は出来ない、
なんて「ナイーブ」なコメントを書き込むアラシがいる。
無知は罪ではない。2大政党制の英国に於いては、
「自らの支持層に嫌われる政策の実行」が選挙に勝つ要諦だ。

社保庁など改革の必要は無い。
民主党がかねて主張してきた「税方式」を導入し、
いらなくなった社保庁を解体すればいい。


民主党は「自民党より少しだけ左」にいればいいのだ。
労働組合に、民主党以外、他の選択肢はない。

「小選挙区制度」は小沢一郎の仕掛けた罠だったのだから。
                                by ヤン