こんにちは、中澤裕子です。
先日は、
エニアグラムタイプ９がフローに乗ったストーリー
をお届けしました。
今日は、そんなSさんがフローから外れてしまったストーリー、
をお届けしますね。
あなたがタイプ９であれば、
文字から客観的に
ご自身のここがフローから外れるパターンだったんだと、
見えてくることがあるかも。
仕事関係やお子さん、ご家族に
タイプ９がいる方にも
参考になるお話しだと思います。
では、少し長いですがお楽しみください。
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Sさんは最近では会社ではなく
自宅でリモートでイラスト制作をしていました。
ある日も、イラスト制作をする予定でしたが、
突然友人から誘われて外出することになりました。
Sさんは自分の今日はイラストを書く、書きたい、
という自分の気持ちや、
締め切りもあるという予定よりも、
友人の気持ちを優先したいと思い、
イラスト制作を延期することにしました。
しかし、友人との外出は、友人から聞いていた予定時間よりも
長引いてしまいました。
Sさんは、イラスト制作をする時間がなくなり、
心の中で焦り始めましたが、
友人には伝えていません。
その日の夜、やっと帰宅したSさんは、疲れ果てていました。
イラスト制作をする気力もなく、ただベッドに倒れ込んでしまいました。
そのまま時間が過ぎ、Sさんは深い眠りに落ちました。
翌朝、目が覚めたSさんは、イラスト制作をすることを思い出しました。
ですが、体の疲れと、どうしてこうなったのかと悲しくなり、
イラスト制作に集中できませんでした。
Sさんは、イラストを書くことが好きなことにもかかわらず、
フローに乗れないまま、時間だけが過ぎていきました。
このように、Sさんはフローから外れてしまい、
イラスト制作に必要な集中力や気力を失ってしまったのです。
Sさんは2日ほど体をやすめることに集中しました。
そして気持ちを新たにイラスト制作に集中し始めました。
今度は気持ちよく集中し、フロー状態に入れました。
担当者Aさんに
に完成したイラストデータを送ったところ、
とても好評でした。
が、
細かい訂正を３つほど提案されました。
Sさんは３つくらいならと心の中で思い
「わかりました。」と伝え
細かい訂正だったので、時間がとてもかかり
食事も満足にとらずに1日で仕上げました。
出来上がってすぐにAさんにデータを送りました。
翌朝、Aさんから
「ありがとう、とても良いものになりました。
ただ、もう３つほど、、、少し変えてもらえますか？」
との連絡が入りました。
Sさんは、とても大好きなイラスト制作の仕事であり、
Aさんからも良い評価をもらい、そこに応えたい
と思い、不安やモヤモヤした気持ちが湧きながらも
「わかりました。」と返事をしました。
制作に時間を費やしすぎたために、
Sさんは、睡眠が短くなり、
食事のバランスも崩れてしまい、
制作に集中できなくなることがあったため、
ストレスを感じるようになりました。
最終的には
「だから人と関わって仕事をしたくなかった。
仕事なんてしなければよかった。」
と感じ、
イラスト制作の提出を無事に済ませた後、
「次回もぜひSさんにお願いしたい！」
とAさんに高評価をもらったにも関わらず、
突然、上司に
会社を辞めたいと伝えたのでした。
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上司はきっと驚いたでしょうね。
そして、Sさんはまた自己肯定感が
下がってしまったようです。
フローから外れるとき
デメリットになるとき、
Sさんは「誰か」に迷惑をかけたでしょうか？
ポイントは、
Sさんは他人には迷惑をかけない分、
自分自身に迷惑をかけていたということなのです。
今回のストーリーで
タイプ９の特性がマイナス働いしまいました。
それは、
🔹自己主張が苦手であるため、
他人の意見や要望に合わせてしまい
自分が本当にやりたいことよりも
他人を優先させてしまいます。
それが続くことで自己嫌悪に陥いります。
🔹断れない、はっきり意見を言えない（言わない）ことで
自分をどんどん追い詰め苦しくなる。
が、そのことも言えない（言わない）。
そこから外れる、断つことで境界線を引くしかないと
思い込む。
さて、今回はタイプ９の方を例に
フローのストーリーをお伝えしました。
このように行動にはタイプ別に
「選択」するときに使われる特性
「動機」があります。
自分自身を深く理解すると、
自分自身で、防ぐことも、
ケアすることも、
フローに乗ることもできるようになります。
さて、もうすぐ、ゴールデンウィークに入りますね。
このゴールデンウィークを
ゆっくりご自身を理解する時間に
してみませんか？
明日、そのためのお時間の
ご案内をさせていただきます。
お楽しみに♪