刀と箔押しのコツ みんな大丈夫か?無事を祈ります。 | 五助屋レザーのレザークラフトブログ

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レザークラフトの作製状況や技法、道具のこと。
趣味のバイク、園芸のこと。ギターやら銃やら男飯まで、なんのこっちゃなブログ。

( =゚∀゚)ノ毎度!五助屋レザー です。

 

台風皆さんのところはどうですか?

こちらは、かなり降ってます。

これから本番ですね。

ちとやばい感じ。

明日も無事更新できるよう祈っててくださいませ。

3.11の時もね、ブログとか自粛したりしてたんです。こんな時に、不謹慎だみたいな流れってありましたもんね。んでもね、読者さんに言われたんです、避難所に居てやる事無いで暇だと。

いつも更新を楽しみにしているから、いつもの通り書いてって。

それからは、何があっても、自分が不調でない限り自粛はしないと決めております。

 

ってかツイッターとFBに動画上げましたが、工房揺れてます。

マジで、屋根が飛ばない事を祈っております。

 

ちょうど今、ピークかなぁな、神奈川の20:30分。

ここ神奈川県でも停電のニュースもちらほら入ってきたのでUPしてPCの電源を落とそうと思います。

 

皆さんもどうが無事に乗り切ってください。

あと数時間の辛抱です。

 

 

 

 

さて、工房日記も書かんとね。
ちょっと前に書いたよね、箔押しの温度の話。
嫌な予感はあったんだよね。
ま、そんなエントリーです。
 
 
うん、どう考えてもこんな温度ではない。
手で触れるギリギリ。それも一瞬ね。
僕の感覚では120度くらい。
なんで32なんだよ。。。
そうなんだよね。こういうミラーというか反射する物だと性格に温度が測れない温度計のようだ。
 
 
マジックを塗って悪足掻きしてみる・・・・
 
 
余計始末が悪い、中途半端な温度(笑)
ゆっくり動かしてくると瞬間的に90度くらいを示したりするけどアテにならんね。
うん、ちゃんとした温度計を買えば、きっと120~130度くらいだろう。
なんのためにこの温度計を買ったのかまったく分からん(笑)
黒い金属じゃないテープでも今度貼ってみようと思います。
 
 
まぁコツは掴んでいるので、温調ダイヤルを12時の方向より2-5分戻しかな。
冬の寒い時期だと12時方向より2-5分進みで十分、時間を取って馴染ませる。
ここらは、日本だと、西日本と東日本でヘルツが違うからダイヤルの位置は同じにならないかも。
まぁ温調コントローラーのメーカーが違えばコレも変わるのですが。
まぁ試し打ちして掴んで貰うのが一番です。ここらはとても説明が難しいのですが、マニュアルが無いと悪い評価を頂いたのです。。。。めっちゃ分厚いマニュアルになりそうだし、そんなん読む人少ないだろうし。。。悩みます。
 
ダイヤルを動かしたらしっかりと安定するまで待つ。この待つってのが出来ないといつまで経ってもいい場所が見つからない。
ジグにセットして
 
 
箔を置いて
 
 
プレス!
これね、プレスって書くだけだと凄く簡単そうだよね。
職人の仕事って簡単に見えるけどやると出来ないって良くあるでしょ?
今日はソコをちょっと深く書いてみようか。
今まで書いて来た事は、よく読めば誰でも出来るよね。
刻印を捺す。
レバーを下げて熱した刻印を間に箔を挟んで革に押し付ける。
温度は書きました。
ここからは、圧力と時間です。
いくらね、温度を一定にしても、毎回押し方が変わってしまったらいつまでたってもコツはつかめません。
パンッって叩くように押す人もいれば、ギュッって押し込む人、ムギュって押す人、ンギュ~ってやるなど人それぞれであるし、それぞれ仕上がりに差が出る。好みも有りますね。
ここを一定にして、温度を変えながら(十分温度が安定するまで待って)ダイヤルの位置を掴むのです。
なんだか擬音だらけで、伝わるんかいなコレでって思いますが、想像してくださいませ。
 
 
んでね、温度の高い低いってのも好みもあったりしますが、目安として低ければ箔の乗りが悪い、薄い。
高いと、デザインにもよりますが、剥がした方をみると分りますかね、余計な箔が革に乗ってますね。
ある程度でしたら、軽くブラシなどで擦れば綺麗に余分な場所だけ落ちたりしますが、ガッチリ乗ってしまうと取れないので、失敗となります。これだと、すこし温度が高い。
こういう風に経験を積むと、試し打ちした時点でコレくらいならば、いつも、ムギュッ位だからキュッくらいにしておけば丁度いいかなとかそんな感覚が出来上がってくるのです。
調整幅は、温度、圧力、時間。どこかを固定しないと、はじめは難しいです。
でも、そのコツを掴んでしまえば
 
 
ね、
こうしてグッと押しの利いたちょっと立体的な陰影も混ぜた箔押しがバンバン出来たりするのです。
これは、ハイパワーのALL-2000ならではの出来映えで、他の専用機でも出来ない芸当だと思っております。先に書きました。マニュアルの話。ここまで圧力を掛けられる機材は、これが唯一無二であると思いますので、なるべく文字数を少なくするように書きました。(よって擬音に逃げてますが(笑))
基本的に、量産や押すタイプの刻印が使えない革に施す技法であるので単品に押すのは、とても手間が掛かるのでやる人は少ないですね。
んでも、だからこそ、スペシャルな感じにもなるのです。ちなみにこの革はタンニン鞣しであり、刻印も出来ますが、あえて、箔押しです。
ここまで書き進めて今気が付きましたが、箔を挟まなければ普通に焼印になりますね。
なんだか手軽に出来る物、半田ごてにセットする物など僕も使ったことがありますが、上手くできる気がしません。機材あってだと思います。

んで、話は戻って、このネーム
クタッとなってすこし箔が剥がれてきた感じが魅力的だったりしますね。
これをつけた隊員さんが空を飛んでおります。
気合を入れて良い物作らなきゃね。
 
 
海自さんだけでなく、空自さん空挺団、レンジャーの皆様も対応できます。
 
御問い合わせくださいませ。
 
 
どんな形状、何処までの線の太さが耐えられるか、これは無理とかそういうのアドバイスできるかと思います。
 
 
お名前も箔で入りますよ!トップガンの映画も2020年に放映予定です。フライトJKのブーム再来かも!
詳しくは、さんきちさんまでどうぞ!
 
さてと恒例の工房日記とはまったく関係ないネタ。
こちらを楽しみにしてくれている方も居るとか居ないとか?
 

いやさ、はじめに見たとき、PCや雑誌で、、、、

なんだこれ。。。。

コレジャナイ感が満載だった。

んでもね、暫くして見慣れてくると。。。あれ?これ有りなんじゃないか?と思えてきて

その日がやってきました。

初遭遇

 

 

 
おお!
悪くないどころか、いいんじゃないかコレ
かっこよく思えます。
自分でデザインするのって直ぐに自分は馴れるので、ちょっと日にちを開けて確認したりするもんだったりするでしょう。このデザインも色々と試行錯誤したんでしょうね。
実車は想像以上にいい!
 
 
 
うん、賛否両論あってよし。僕はこれ、まぎれもなく刀だと思いました。
 
んで
 
なおやくんのポスター。。。
 
はい先日からちょいちょい出てきますね。
 

 

週3で通ってる(笑)気に入るとまっしぐらな僕です。

 

メニューの端から全部頼んで見たくなります。

 

TVの影響か。休日はめっちゃ混んでる。平日、空いている時は、ほんと気使いも気持ちよく何度も行きたくなるけれど、どうしたってお客さんが多くなれば、しょうがないよなぁ。常連客を大事にするお店の取材拒否ってのはよくわかる感じです。

ま、僕は平日に行けばよいだけなので、あまり気にしていないし、まだ常連さんでもなんでもないんですけどね。

 

 

てなわけで、一度はこれ

 

 

んまかったです。

 

さーて、明日以降の五助屋ブログは~

 

新商品と試作。オレンジ色の忍者 


フレット磨きと工具磨き

 

となっております。

 

お楽しみに!

 

 

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