以前にも記事にさせて頂いた
小林麻美様。
80～90年代、そのファッションセンスと
アンニュイな雰囲気で一世を風靡。
“女性が憧れる女性“
”日本一のいい女”
としてファッション雑誌がこぞって
彼女を取り上げた伝説のミューズ。
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しかし38歳で妊娠、結婚を機に
突如、芸能界を引退。
メディアの前から消えた彼女でしたが
2016年に電撃復帰。
今では時折、60代になったその姿を
雑誌などで見かけるように。
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そんな麻美様のデビューから引退、
復活劇までの半生を、
日本が華やかで輝いていた時代背景に
絡めて綴った評伝
「小林麻美 第二幕」。
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手にする機会があり、その読みやすさから
一気読みしてしまいました。
日本が元気でキラキラしていた昭和から
平成初期のカルチャーシーン、
華やかな芸能界の一幕、
麻美様のそのお洒落な半生等々
その内容はなかなかドラマティック。
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ファッションに啓蒙の深い麻美様。
文中にはエルメス・バーキンの由来である
フランスの女優ジェーン・バーキン様と
パリで一緒に過ごし、
サンローランでお買い物したり
エルメスでバーキンバッグを何と
バーキン様付き添いでオーダーしたりと
お洒落過ぎるにも程がある
エピソードも。
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そしてこんなエピソードも。
麻美様がデビューしアイドル歌手として
歌番組に出演していた頃の話し。
某番組の歌合戦にて入賞し、
賞金30万円をもらったと言う
当時まだ10代の麻美様。
彼女はその後、LAのロデオドライブへ。
そして現地のエルメスブティックへ赴き、
その30万円でボルドー色のケリーバッグ
を購入したのだそう。
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それが麻美様のファーストエルメス。
10代でエルメス？10代でケリー？
とそれも確かに驚きよ。
それよりもマドモアゼル的に驚きなのが
30万円で新品のエルメス・ケリーが買えた
と言う事！
まぁ今とは物価も確かに違うけど
そ、それでもケリーバッグを30万円で
購入できた時代があるなんて。
一体どういう事！？
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この時のマドモアゼルの心中
皆様、お察しの通り。
その時代にタイムスリップしたい、
30万円でケリーを購入したい、
何なら２個、いえ3個でも買うわ。
（転売ヤーではない）
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でもよく考えたらつい10数年前には
シャネルのチェーンバッグが20万円台
で買えたりしたのよね。
それが今では平気で60万円とか。
ちょっと、吹っ掛け過ぎじゃない事？
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時を戻して、浪費させて。
そう思うのはきっと
マドモアゼルだけじゃないはず。