先日、お遊戯会が終わりました。
私の職場は、療育センター。
発達障害があり、支援が必要な子どもたちが通っています。
例えば、
自閉症スペクトラム、ダウン症、学習障害、他
なので、健常児の保育園とは全く異なります。
僅かな時間でも椅子に座っていられない。
言葉が出ない。
いつもと違う環境を拒否する。
いつもと違う肌触りのものが着られない。
先生の指示が理解できない、、、等々。
なのでお遊戯会の練習も、正直一苦労です。
勿論遊戯や歌・合奏のレベルは、
健常児よりハードルは低くしています。
私は健常児の保育園勤務が長かったので、
オペレッタも、合奏も、
オリジナルで発表するなどしてきました。
子ども達も頑張って本番はいつも涙涙でした。
でも、、、
なんだろう、、、
今の職場での発表は、
心の一番深い所から、
じわーっと滲み出してくるような、
そんな感激の涙なんです
ステージでは、同じ場所にずっと立っていることが難しいので、
私は一人の子にマンツーマンでつききりでした。
その子の後ろで膝をつき、
黒子のように腰を両手で支えていきます。
支えた両手を離せばどこかに行ってしまったり、寝転がったりしてしまうのです。
そんな子が、
一人で一度もできなかったカスタネットのリズム打ちを、
わずかなフレーズでしたが、本番で一人で見事に演奏することができたんです
歌も少しでしたが振り付けを一人でできて、
私は腰を支えながら、
その子の背中に頭をつけて静かに涙を流していました。
嬉しかった
本当に嬉しかったです。
言葉が出にくい子なので、
一度も会話をしたことはないけど、
昨日も私の頭を抱えて満面の笑顔で額や鼻をくっつけようとしてきました
健常児の保育園では言葉でのやりとりですが、
今はハートでのやりとりです
保育士の仕事が大好き
子どもが大好き
まだまだこの仕事を頑張りたいワタクシです
お遊戯会の帰りに仲良し６人の先生方とランチをしました。
自然食のとても美味しいお店でした。
しっかり食べて、
ジムにも通って、
これからも頑張りたいと思います