鎌倉宮/神奈川県鎌倉市 | Goshuinnistの神社巡り

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ご訪問いただきありがとうございます。神社巡りが趣味の大学生です。有名な大社から地元の鎮守さままで、訪れた神社を紹介しています。情報は筆者が参拝した当時のものです。週1~2回、基本的に19:00更新です。

 

基本情報

神社名:鎌倉宮

御祭神:護良親王

社格等:官幣中社

鎮座地:神奈川県鎌倉市二階堂154

最寄駅:鎌倉駅

駐車場:なし

御朱印受付時間:9時00分~16時00分

公式サイト:https://www.kamakuraguu.jp/

 

御由緒

 鎌倉宮の御祭神である大塔宮・護良親王は、幼少より英明・勇猛な御方でした。 

 比叡山延暦寺の天台座主となられた親王は、父帝・後醍醐天皇が目指された理想の為に御自ら奮闘・活躍され、遂に鎌倉幕府打倒を果たされて平和な世を実現、征夷大将軍・兵部卿に任ぜられました。 

 しかし、足利尊氏の陰謀によって鎌倉二階堂に幽閉の御身となり、建武2年(1335)旧暦7月23日、御年28歳にて苦闘のご生涯を閉じらたのです。

 明治天皇は、親王への追慕の念が真に篤く、明治2年(1869)勅旨を以て一社をご創建され御自ら社号を鎌倉宮と定められ、永く親王の御霊を祀られました。

 そして同6年(1873)には明治天皇の行幸を仰ぎ、官幣中社に列格されたのです。

公式サイトより

 

御朱印

初穂料:600円(通常)・500円(限定)

旧御朱印

旧御朱印

現御朱印(霜月)

立皇嗣の礼限定御朱印
 

御朱印帳

護良親王がデザインされたものや桜吹雪がデザインされたもの、マイメロディがデザインされたものなど豊富な種類を用意。18cm×12cmの大判サイズと思われ、初穂料は1,500円。また、巾着袋も頒布されている。

※筆者は拝受していないため、情報のみ記載。

 

境内案内

荏柄天神社からもほど近くの位置に鎮座。他社ではなかなか見ない赤と白の鳥居が目を引く。
 
「官幣中社 鎌倉宮」と見事な筆ぶりだ。
 
コロナ禍のため手水舎は使えず、代わりに獅子が連なっていた。このような状況の中でも、こうしたものが目を楽しませてくれるのは嬉しいことだ。
 
手水舎の柱には季節ごとに変わると思われる短歌が掲げられていた。筆者が訪問した11月は、薩摩守平忠度朝臣詠の『風の音に 秋の夜深く寝覚めして 見果てぬ夢の名残をぞ思ふ』であった。こうして些細なことに気づくことも神社巡りの醍醐味の一つではなかろうか。
 
本殿は派手な装飾などが見られない質素な造り。正月の3が日にはこの位置よりさらに奥に入って特別参拝をすることができる。
 
摂社である村上社。近くには村上義光公の撫で像や厄割り石なども置いてある。
 

参拝を終えて

鎌倉と言えば鶴岡八幡宮のイメージが強く、当宮までここ数年は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の反響で参拝者が増えている印象を持つ。御祭神が護良親王、摂社の祭神が村上義光・南御方の2柱ということで、歴史マニアには堪らない神社ではないだろうか。明治時代の創建と歴史は浅いが、鎌倉には欠かせない1社である。

 

地図

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