先日借りてきた三島由紀夫全集に入っていた作品を読みました。
『三熊野詣』
『英霊の声』
ウィキペディアか何かに書いてあったのですが、三島由紀夫は、『三熊野詣』みたいな作品を書くのに退屈してしまったのだそうで、そう思って読むと、うん、確かにもはや完成されているような、一つの型を極めてしまったのかな、そんな風に読めなくもないな、と思いました。
意欲作であった、『鏡子の家』が思ったよりも評価されず、ってことなんですが、肝心の『鏡子の家』を私は読んでいないので、今度読んでみようと思います。
で、『英霊の声』ですが、これはもう皆さんの方が詳しいのでしょう(誰に対して俺はブログを書いてるんだ?)。
私は昭和53年生まれで、三島由紀夫が既に割腹自殺を遂げてから、三島の死があるのを知って、この作品を読んでいるもんですから、何だろう、三島由紀夫は、後世の私のような人間がどう思うのか、というのを考えていたのかな。
それとも同時代の人達をあっと言わせるために、一連の作品を書いていたのだろうか、その辺がよく分からないです。
でも、作風の変化、という点では、当然、凄い変わったんだな、とは思いました。
あまり三島由紀夫に感化され過ぎないように気をつけながら、作品を読みたいですね。
どちらの作品も、素晴らしい作品だと思います。

