『三島由紀夫 人と文学』を読みました。

最近、三島熱が高まっていて、なんかちょっとヤバイので、彼の評伝を読みました。
三島の人生を知れば、客観的に見れるかな、と。
何といっても、三島由紀夫といえば、その最期ですよね。
ノーベル文学賞を取れなかったからかな、なんて思うのは、下衆の勘ぐりですかね。
でも、この評伝を読んで、時系列で並べていくと、ノーベル文学賞を逃した、っていうのが大きな要因であるように、どうしても思えてしまうんですよね。
『仮面の告白』で、ホモセクシャルであることを告白しているのも、初恋(?)の相手が、別な男性と結婚してしまった、結婚されてしまったのを誤魔化しているように、思えなくもないし。
また、やはり最期に向かっていくのに、周囲から、三島に対して大人の意見を言える人物が去っていく(三島が遠ざけたのかもしれないけど)、のも、なんか、鬼気迫るものがあって面白かったですね。
三島は作品が面白いのはもちろんのこと、実際の人生も実に面白いですね。
だけど、やはり、あの若さで去らないでもらいたかったですね。
若い人向けに色々と言ってくれてはいますが、もっともっと年をとってから、若年層に、お説教をして欲しかったですね。
私はきっと、ありがたく拝聴したと思います、ってタラレバになっちゃいましたね。