【神様から授かった魚ニシン】
先住民族の言葉では〝ヌーシー〟。
または 身おろし することから 身をふたつにする。
つまり数字の2を書いて、身分の身を書いて〝2身(2しん)〟
にしんは みがきにしないと価格を出せない物だから なんとしても
身をふたつにすることが必要なのです。
江差にとても神様を信心している おばあさん〝おりえさん〟がいたそうです。
あるときの昼下がり、日当たりのいい軒先でひなたポッコをしているうちに
ついうとうととしてしまったところ、
[コレ! おりえ!]と自分の名前を呼ばれたので ハット 目をさますと 目の前に
白髪であごにも白いヒゲをたらしたおじいさんが立っているので
アレ このおじいさんはだれだっケ?と思いながら 見つめていると
[コレおりえ いま 漁師たちは 生活にも苦しんでいるから これをおまえに授ける! このトックリの中身を 海に流しなさい。 なにかが起こるはずだから]と、
おりえおばあさんは はっと我にかえったように目をさましました。
[オヤ? 夢でもみたのだろうかな?知らないおじいさんだったナ?]と
あたりを見回しましたが いつもと同じ景色しか見当たりません!
[オヤ? 手に持っている物は なんだろう?]、よくよく考えて見ると
サッキ おじいさんから夢でもらったトックリではありませんか?
つづく
(日本の歳時記)
なんせ、日本はなんでもかんでも、東京が中心で。
なにごともそこから始まるのです。だから〝歳時記〟も
関東で出来た物ですから。私たちの暮らしとは、
かなりかけ離れたものなのです。でも、最近は
花などは咲いた時がその地方の季語として認めるようになって来ています。
だって、〝水仙=すいせん〟は冬の季語なんです。
それに、野菜はほとんど冬の季語になっています。夏の大根は〝夏大根〟と
書かねばいけないのです。
厚沢部町字滝野に安野呂(あんのろ)
というところがあります。
その安野呂に、昔〝門徒の寺〟があったのです。
〝無住寺〟となり、復活出来なかったのです。
ある時〝正覚院(しょうがくいん)の住職の〝正覚(しょうかく)さんが
なん日も滝野に通って、なんとか寺の再興を計ったのです。が、
禅宗(ぜんしゅう)の門徒たちも寺を維持することに踏み切れず。
古びた寺は姿を消してしまったのです。