パウエル議長に振り回される株式相場 | みっちゃんの金融・不動産投資の部屋

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2日のニューヨーク株式市場は、パウエル議長の発言により、大幅な利上げが続き、景気が冷え込むことへの懸念から大幅な値下がりとなりました。
一旦は発表した声明文で今後の利上げのペースについて「金融政策が経済活動やインフレに影響を及ぼすのに時間差があることを考慮する」との文言が加わったことで利上げ幅の圧縮を示唆するものと受け止め、一時、前日に比べて400ドルを超えて上昇する場面もありました。

しかし、その後、パウエル議長が記者会見で「継続的な利上げが必要だ」などの発言をしたことを受けて一転して大幅な利上げが続き、景気が冷え込むことへの懸念から下落に転じました。

パウエル議長が想定以上に金融引き締めの姿勢を示したことで慌てて売り注文を出す投資家が多かったようです。