薬剤師の嫁ちゃん、
今日は薬局への電話が
転送される携帯の当番だったようで…
こんな真夜中2時に、その携帯が鳴った。

明らかに薬局が閉まってる時間帯なのに、
こうして電話がかかってくるんだ。
それに対応しなきゃいけない
義務があるらしい。

本当に、医療関係者の方々には頭が下がる。



しかし、多くの人たちは
「薬剤師って薬を出すだけの簡単な職業」
「薬剤師は医療関係者とは違う」
みたいなイメージがあるらしい。

医者の言うことは聞くのに、
薬剤師の言うことは聞かない人…

薬局で数分待たされただけで
怒鳴り込む人…
(仕事で忙しい人じゃなく、仕事してないご年配の人にこういう人が多いようだ…)

薬の数は薬剤師の方でも分かっている
(又は出せる数に制限がある)のに、
「足りない」とか「飲んでない」とか
ウソをついて多くもらおうとする人…

…数え上げたらキリがないほど、
薬局への苦情は多い。



忘れもしない…数年前、
被害妄想が酷すぎる患者で、
たった数分待たされただけで激怒して
嫁ちゃんに土下座しろとかなんか暴れて、
ずっと丁寧に説明や謝罪をしていた
嫁ちゃんを叩いたクソジジィがいた…。
もうすでに他界されてるけど、
話を聞いたときは、めっちゃ腹が立った。



俺の知人からは
「薬剤師なんて薬を出すだけの
お気楽な商売なんでしょ?」とか
言われたから、嫁ちゃんが陰で
どれだけ努力しているかを教えてあげた。

嫁ちゃんは
日々、進化する薬を勉強し続けている。
一度、薬剤師になれば、勉強しなくていいわけじゃない。
毎週、平日の夜や土曜や日曜に講習会へ参加。
(コロナの間はオンラインで)
ある程度の講習会への参加回数が義務付けられていて、それをこなせなかったら、資格剥奪もあるとか。
講習会以外でも、自宅で自主的に専門書を読み、日々、勉強している。

そして、自分が処方した?薬歴と言われる記録を、毎日記録しているようだ。

さらに、嫁ちゃんは休日、
(月に何度か)救急の病院へ出勤する。
それは県の薬剤師たちで当番を回している?
らしくて、正月やゴールデンウィークや
お盆など、大型連休もお構いなしだ。
最悪、講習会も重なって、
2週間や3週間、休みという休みがない
状態が続くこともシバシバある。

薬局長となった今では
患者さんだけのことじゃなく、
会社内の人事的なことまでも
仕事の内容に含まれてきて…
そのストレスはかなりのものだ。



最近、薬剤師のことが描かれた漫画が
ドラマ化されて話題になっていたが、
俺も嫁ちゃんも、それらを見ていないけど
はっきり言って
「そんなもんじゃない」と言える。
ただ、本当にリアルな薬剤師を描いてしまうと
おそらく若い人たちが
薬剤師という職業に夢や希望を抱けなくて
ますます薬剤師不足になったら困るから…
そういう意味では、あぁいう
「いいこともある」という夢を見させるのは
いいと思われる。



まぁ、おそらく…
薬剤師だけじゃなくて
医療関係者は、どの現場でも
過酷な仕事をこなしているんだと思われる。

だから…
同じ人間として接していただきたいのです。

本当に…

みんな黙って待っている待合室で、
後から来たくせに数分待たされただけで
苦情やら暴言やら言い出す人が多すぎる(汗)
それだけ元気でいられるのは
薬剤師が処方してくれた
薬のおかげじゃないのかい?って言いたくなる。



そんな嫁ちゃんの愚痴を
毎日聞いて、時にはクスっと笑わせる
返事をしてあげるのが、俺の日課になっている。