夕焼けのベランダで、横浜市教委の「裁判傍聴妨害」問題や、マスメディアの腐敗・劣化も考えて・・・。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

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  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

凝視 今日、夕焼けが練馬の西空を染めました。

 少し早帰りした私は、その夕焼けを見上げながら、ベランダですくすくと育っている今年3匹目のアゲハの幼虫を「蛹化ボックス」に移す準備をして、また空を見上げて・・・などしていたら、舌に当たるざらつくものがあります、治療中の歯の「詰め物」が取れてしまったのです。明日は歯医者に行かないとダメかな?

 

煽り 横浜市教育委員会が「わいせつ教員」の裁判を、一般の人が傍聴できないように、職員を動員して傍聴席を占めていたそうです。11回の公判廷に延べ約500人も動員したとか。これが横浜市の教育委員会の「仕事」なのだからあきれ果てたものです。こんな組織が「教育」を管理しているのです。

むかつき 傍聴席の「争奪戦」は一般的にあります。訴訟の当事者双方が証人尋問になるべく自分側の人間を多く傍聴させたいからそうなるのですが、それはあくまでも「当事者」のこと。今回の問題は、たとえ「わいせつ行為の被害者に配慮」したとしても、れっきとした公的機関が一般の人たちに裁判を傍聴させないため組織的妨害行為に及んだ大問題です。

 

 

無気力 一方、裁判傍聴を巡ってはこんな問題もあります。それはマスメディアの(とくにテレビ局)の裁判傍聴券取得問題。社会的に関心がある裁判は多くの傍聴希望者が傍聴券の抽選に望みます。このとき、マスメディア関係が動員をして傍聴券を得るという行為がシバシバ見られます(いわゆる「記者会枠」とは別に)。またマスメディアに「譲る」ことを前提として傍聴券を得ようとする人たちもいます。これはマスメディアの資金力で傍聴券を独占する行為でもあり大問題ですが、マスメディアそのものが当事者なのでこの問題は取り上げられません。彼らは社会的に関心が高い「裁判」をワイドショウなどで取り上げますが、その傍聴券は、裁判傍聴の権利という民主主義のルールを踏みにじって得られてきました。日本のマスメディアは根本的に腐敗劣化しています。

 などということを、横浜教育委員会の「傍聴券」問題の報道から感じました。

 

 

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*明日、23日(木曜日)はブログを休みます。

 

☆写真/画像は上から今日の練馬の夕空(19時近く)。今朝の東京東京新聞1面。横浜市教育委員会による裁判傍聴妨害問題。モノクロの3枚目と4枚目は一昨日写した新宿十二社辺りの写真です。