街歩き写真のための、私の愛する「参考書」4冊。 | あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

あと猫の寿命ほど。如露亦如電2024

  2013年58歳の春に「うつ病」でダウン。治療に4年半。気づくと還暦を過ぎました。
  66歳になった2020年夏に「ああ、あと猫の寿命ぐらい生きるのか」と覚悟。世の中すべて如露亦如電です。

 COVID_19コロナウイルスの感染拡大が深刻になっています。

 私の周りにも感染者、濃厚接触者が出始めています。この状態、昨年の比ではありません。政府と東京都はオリパラにこだわり続け、聖火リレー(なにが「聖」だかわからないけど)を強行続行中ですが・・・・。ワクチン便り? ワクチンは「薬」ではないので、打っても「感染」はします。ただ、抗体ができて症状が軽かったり、発症しなかったりするだけ。政府はわかっているのか? 日本は「オリオパラ劣化」し続けています。

 

 感染が広がると、街歩きも制限されます(自粛しないと危ないです)。で、ご近所ばかり散歩していると飽きます。

 こんなときは、「散歩能力」を高めるために、街歩き写真のための「目」を養うための「参考書」を読むのが良いです。

 私が手元に置いていて、ときどきパラパラと読む(見る)街歩き写真の参考書はだいたい5~6冊。これらの本は70歳以降も読む「私の300冊」にも入ると思います。

 

 まず、赤瀬川原平さんの「老人とカメラ」(ちくま文庫)これは「超芸術トマソン」「老人力」と3冊セットとして考えていますが。とりあえずこの1冊。カメラを持っての街歩きが楽しくなります。

 

 次は「写真への旅」(荒木経惟)と「遠野物語」(森山大道)。いずれも朝日ソノラマ/現代カメラ新書です。新書版の写真集ですが、街歩きカメラの「精神」を学べます。

 

 そして、土門拳の「強く美しいもの」(小学館文庫)。これは超正統派の写真本。なにしろ巨匠土門さんによる本です。「ワンカット入魂」です。

 あ、最近では荒木さんも大山さんも「巨匠」と呼ばれているのか?私が若かったときはアングラ写真、ゲリラ写真とかいわれたりして際物扱いされることもあった写真家だったけど。

 

 今年のゴールデンウイークは昨年とは桁違いなコロナウイルス感染状況で迎えることになります。おそらく4月中頃から、東京は実質的な長期休暇状況になる(仕事ができなかったり、収入が無くなったりで大変です。政府はあくまでも「公的保障を」渋って「自助」を貫くようです)?

 自宅籠り中でも、良い「散歩写真本」を読んで過ごしたく思います。

 

☆一番上の写真は22年ほど前の川越の写真(ローライコードⅤb)。「晴れた日」的に写しました。写真仲間と自慢のカメラ持ち寄って、街を写しては、ビールを飲み、また写してはビールを飲む・・・、という街あるきです。写真の左側に3人写っているのが写真オヤジ仲間です。