AX-W10C | 何かの役に立たないブログ

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何も役に立たないと思うけど、何かの役に立つかもしれない。

この数年、カセットテープのプレイヤーがずっと欲しかった。夢で良い時期の物を買うシーンを見るとうらやましく思うけど、現実そんなシーンはやってこないわけで。現に今はプレミアがついて高くなってしまってる部分のが大きくなっている。

ちょうどポータブルCDも欲しくて模索してたのが今年の5月だったが、探しても定価の何倍も上というのが現状だった。

……壊れてると分かっていても都市鉱山行きにしたことを後悔した部分もありました。修理できたかなって。(メーカーへ出したら無理だったけど…)

 

ポータブルCDはハードオフでおまけ付きで入手、その時のこともそのうち書こうと思います…

テープは。なんと令和の今年7月に新商品が東芝より発表され、一目見て「買おう!」と意気込んで発売日買いをしたわけです。(カートに入れたのが発売日、でしたが。)

 

出てからというものの、ネットショッピングも在庫が不安定になる・一月先の入荷を示すなど一定の人気を保っているようでもあるので、購入の際には注意した方が良いかもしれません。リアル店頭も扱ってるところとそうでないところがあるようです…

使ってみた感じを書いていこうと思います。あくまで個人の感想なのであしからず…

 

<本体、パッケージ表>                        <パッケージ裏>

  

 

 

デザイン

・クリアで視認性がいい・立てられるので映える?

クリアタイプを購入しました。中が見えるのは好きです。テープの回転をただ眺めて楽しいです。

かつて使っていたPanasonicのRQ-CW02を彷彿とさせる部分もあります…あれも動きがかすかに見えてたんですよね。

こちらはがっつり見えるので視界に入るところに置いておけば動いてる様子を見られて和みます。

 

RQ-CW02といえば、重さ・厚みがそれなりにあってベルトクリップがついてるくらいだったのですが、そちらと変わらないくらい厚みがありますね。

単三2本という動力も一緒、違いはTYPE-Cのジャックがあることか。

残念ながら現物がないので比較は出来ませんが。

 

<参考:処分する前のCW02> 大掃除の時の画像が出てきました。

  

 

 

機能

・サラウンドとBluetoothはなかなか使える

個人的にサラウンドとかは好きなので、何かとオンオフしたりしますがかなり音に広がりが出るタイプです。

雰囲気と音量がガラッと変わるタイプなのでずっと使ってると疲れたりとか、合わないという方もいる機能かもしれません。

Bluetoothはそのまま、ケーブルレスで聞けるので引っかかって落とすなどのリスクを減らすことも出来るのは良いなと思いました。ポータブル機は引っかけて落とすことも多かったので…

ちょっと聞こうと思った時にも手軽で良いかもしれません。

 

・録音はお遊び?発想は面白いと思う機能

手持ちの20分テープで遊んでるところですが…上手く録るための条件が掴めないです。

今のところ分かったことは、普段イヤホンで聴く音量くらいが録音的にはちょうどよさそうな気がします。

やってる間に「抵抗入りケーブル」で録音するというのを思い出しました、この辺が引っかかってるかも?説明書には記載がなかったですが。

どっちにしろそのタイプのケーブルが壊れて処分してしまったので試せないのですが…

昔よくやってたmyテープを作るのも夢だったので、ちょうど良く遊べそうです。

 

・いい音がでる

昔録ったテープ(ラジカセでですが)がいい音で聞けました。柔らかいまろやかで聞きやすい音です。低音が強いとかのバランスが崩れるという傾向も見られませんでした。

特に音質調整はなく(サラウンドはありますが)単体で音を変えようというのは難しいので、スピーカーやイヤホン頼りになるのかなとは思います。

音揺れ、速度とか聞いてて気になる部分は少ないかと思います。持ち歩いたりすると若干出るかな?という感じはあります。この辺CW02は顕著だったのでそこが気にならないのは良かったです。

本体で録音したテープを聴く時の音むらのほうがまだなんとなく気になっている感じはします。

 

アナログの良さを復活させようというのはある意味、この時代に合っているコンセプトのような気がします。

データ化された楽曲を探して聞くのはもちろん便利なのですが、自分は時間を掛けて一つの作品を聞き込むというのも減ったと思うのです。それをもう一度認識させてくれるきっかけになるのかな、と思います。音も違いますしね。

 

しかし楽しい商品を手に入れられて満足ですし、出してくれたメーカーさんにも感謝しかありません。

さて、何聞こう。

幼少期からカセットテープのプレイヤーで遊んだりしていた人の独り言でした。