来月10月のスカパー!各チャンネルの番組ラインナップが発表された。
残念ながら、TBSチャンネルで9年ぶりにやっている『夜明けの刑事』の後番組は、本放送時の後番組&続編でもある『新・夜明けの刑事』&『明日の刑事』とはならなかった。かなり期待してただけに残念なことだ…。
「夜明けの刑事」続報、「新・夜明けの刑事」放送の可能性は? | 茶屋町吾郎の趣味シュミtapestry (ameblo.jp)
さて、話題は変わって、すでにご存じの方も多いかと思うのだが、先月末にデアゴスティーニから『特捜最前線』DVDコレクションが静岡限定で販売開始されたことを取り上げたい。全509話をHDリマスター化し、既刊のDVDコレクションと同様に一巻に付き3話収録で170巻出すという。試験販売である静岡限定から全国販売に切り替えると完結するまで七年はゆうに掛かる。
ワタクシは、デアゴスティーニから現在刊行されている『Gメン’75』DVDコレクションを2021年の試験販売開始時に飛びついて、定期購入をいまも続けているし、完結するまでこれからも続けるつもり。しかしながら、というか、いちユーザーだからこそ、この機会に不満な面を述べたい。
「Gメン’75」 全355話DVDソフト化開始!? | 茶屋町吾郎の趣味シュミtapestry (ameblo.jp)
それはやはり刊行開始後に間もなく東映チャンネルで全話放送開始したこと。当時、すごい憤慨したし、いまだ根に持っている。
2021年1月、DVDコレクションが地域限定の試験販売開始
2021年5月、全国販売開始
2021年12月、東映チャンネルで全話放送開始
2024年8月末時点で、DVDコレクションは86号まで刊行し、それには第256~258話(1980年5月10日放送)を収録。東映チャンネルでの最新放送回は第210話(1979年6月9日放送)。
刊行している四年半の間するべきでなかったのは、隔週刊で月額4000円近くも払っている購入者への仁義だったと考える。その告知も含めたら全国販売開始からわずか半年で、半値ほどの月額視聴料で観られる手段を提示してしまったのはいただけなかった(DVDコレクション購入者の多くは既に東映チャンネル視聴者でもあったし)。
今回の『特捜最前線』DVDコレクション販売開始、SNSでの様子を見ると、二倍の出費となることから、刊行中の『Gメン’75』DVDコレクション定期購入組は控えているし、刊行開始後すぐに東映チャネルで放送開始したという悪しき前例を作ってしまったから、それをあてにした東映チャンネル待機組もいっぱいいる。それから、全国販売に切り替えたとしてもこれから七年という長い刊行期間に自分自身が生存しているかどうかと自嘲している方も。なにせ、ワタクシのようにアラフィフかそれ以上の人ばっかりなんで。
正直、ワタクシも『特捜最前線』DVDコレクションには興味はあるし、全話観てみたい。だけど、そういうわけで今回の販売開始には靡かなかったし、全国販売を開始しても興味ある回が収録されたものしか購入しないだろう。
それでは、次の話題。
BS松竹東急では今月から1980年代のアクション・アメドラ『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』の放送を開始する。毎週日曜夜10時からの放送で、これは日本での本放送時、日曜夜10時半からの放送と近似している。
1986年9月26日に「金曜ロードショー」枠での初回2時間スペシャル版をプロモーションも兼ねて放送した後、10月19日より先述した日曜10時半からの日本テレビにおけるアメドラ枠で放送が開始された。当時、同じ日曜日の夜には、8時から『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』、9時からは『あぶない刑事』が放送されていて、もちろんこれも観ていて、ずっと日本テレビにチャンネルを合わせていた思い出がある。
『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』が終わった11時半近くからやっと学校の宿題を始めて…、てのが毎週で、朝、『パソコンサンデー』(テレビ東京)を観たり、『笑っていいとも!増刊号』(フジテレビ)を観ていたユルい時間なんだったのか?なんて日曜日がジリジリと無駄に終わっていくことに“青春”の疑問を持ちながら、ニッポン放送で深夜1時からやる南野陽子のラジオ番組『ナンノこれしき!』を待つのがルーティンだった。
『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』マニアッククイズ | クイズメーカー - こたえてあそぶ・つくってあそぶ・クイズのプラットフォームサービス (quiz-maker.site)
ワタクシの謹製
まぁ、そんな思い出バナシなんかはどうでもいいとして、もうちょっと解説を付け加えると、1986年秋改編期、この『超音速攻撃ヘリ エアーウルフ』のほかにテレビ東京で『特捜刑事マイアミバイス』も放送開始。また三か月後にはテレビ朝日で『ナイトライダー』も放送開始され、どれもがゴールデンタイムでの放送だったり、それらの作品の先鞭となった、前年から土曜の昼下がりにやっていたテレビ朝日の『特攻野郎Aチーム』も「日曜洋画劇場」枠で定期的に二時間スペシャルが放送されだすなど、アクション・アメドラはウケていた。詳しいことは過去に書いた長大な文章量の記事があるので、それを参照にしてもらいたい。