３章 ニコチン離脱症状

さて、禁煙を始める段階に来ました。しかし、一番の悩みがニコチン離脱症状です。どんな症状があり、どのぐらい続くか見ていきましょう。

離脱症状としては、１）イライラして落ち着かない、２）眠くて困る、３）無気力、４）頭痛が上位を占めています。しかし、症状は、人によって様々で、便秘、不眠、吐き気、口の渇きなどがあります（①　ｐ８６）。

次に、何日目が、禁煙につらいか、みてみます。
断煙後のアンケートで最も離脱症状がつらかったのは、断煙を始めて２日目と３日目という結果が出ています。離脱症状は、約５日でかなり治まるという研究結果があります（①　ｐ８５）。また、離脱症状が完全に抜けるのは、３週間かかるという説もあります（④　ｐ１６１）。

【参考文献】
①たった５日でできる禁煙の本／林　高春
②たばこがやめれる本／斉藤　麗子
③超禁煙術／アンリ・ジャン・オーバン
④禁煙セラピー／アレン・カー

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