沈んで浮いて、撃沈 | ちびごりらの平凡な日常

ちびごりらの平凡な日常

保育園で保育士をしていましたが、体調を崩して退職しました。
母の介護、自分の障害、好きな音楽のことなどを書いています。

先週初めの就労移行支援施設の訓練日。

午前・午後通して訓練する予定です。

午前中は在宅訓練にしました。

体力作りをかねて近所の公園へ散歩に出かけ、隣接している図書館で本を借りるつもりです。

 

沈みがちな気分をなんとかかんとかなだめて、出かけたのですが

マンションの出入り口で担架で救急搬送される方をお見かけしてしまったのです。

 

母もあんなふうに搬送されたっけ。

一気にそのときの光景がよみがえりました。

 

救急隊員さんが押す担架のあとを、付き添いの人が歩いています。

その方の不安そうな表情を見て、あのときの気持ちがよみがえりました。

辛い・・・ショボーン

 

 

 

重た~い気持ちで歩いて行くと、幼稚園がありました。

どうやら入園式のようです。

真新しい制服に身を包んだ子どもたちが、お母さん。お父さんに連れられて幼稚園に着ています。

制服がかなり大きめなのがかわいらしい照れ

 

入り口で、先生がお子さんにバッジをつけていました。

わたしも、あんな頃があった。

あんなふうに新入園の子どもたちをお迎えしたっけ。

その頃の思い出が甘酸っぱくよみがえり、心は自然に浮き立っていきました。

 

 

 

 

公園で花の写真をたくさん撮り、図書館で本を借り、昼食を取って就労移行支援施設に行きました。

施設では、さまざまなプログラムが行われています。

わたしはそのプログラムに参加することもあるし、個別の課題に取り組むもこともあります。

その日は個別の課題に取り組むつもりでした。

 

施設の部屋は一つ。

プログラム席と個別訓練席に分けて使っています。

仕切りはなく、個別訓練席にいてもプログラム席の声が聞こえます。

その日のプログラムは職場でのコミュニケーションがテーマでした。

どんなときにコミュニケーションが取りづらかったか・・・訓練生たちの話し声が耳に入ってくるんです。

そうしたら、前の職場のことを思い出してしまって。

 

 

ハードル、超えていませんでした。

というか、最近は心の調子が良くないので、またもやハードルに引っかかっちゃったっていうことかな。

 

 

耳栓をしても声は聞こえてきます。

どうしていいかわからなくて、スタッフさんに具合が悪いと伝えました。

プログラムの話を聞いているのが辛いと。

音楽を聴くか、帰るか・・・と言われ、どちらも選べず。

 

音楽は聴きたくないし、帰るのもイヤだ。

なぜ帰りたくないんだろう??? 頭の中はぐっちゃぐちゃ。

けっきょく早退しました。

 

 

 

翌日の午前中に心療内科に行きました。

前から予定していた通院です。

主治医に前日のことを話すと、「鬱が後戻りしちゃっているわね」と。

そうだよね。やっぱりそうだよね。

うすうす感じていたけど、やっぱりそうなんだね。

 

コロナワクチンの副反応かもしれないし、木の芽時だからかもしれない。

 

ただ、かなりしんどい。

生きてるだけでせいいっぱい。

 

 

主治医は、就労移行支援を一定期間休むか、ペースを落とすことをすすめました。

また、別の薬を増やしてはどうかとも。

「薬で調子が良くなっても、本当の自分じゃないから」みたいなことを言ったら、

「鬱だから、薬で気分を上げるのはアリ」だって。

薬を増やしたら辛くなくなるのかしら? 気力が出るのかしら?

よくわからない・・・

薬は保留、就労移行支援の訓練はスタッフさんと相談することにしました。

 

通院で疲れ果てたので、その日の午後の訓練はお休み。

翌日午前・午後の訓練も。気力がなくてお休み。

今後の訓練について、就労移行支援施設のスタッフさんと電話で相談しました。

 

主治医の意見を伝えたあと、わたし自身はどうしたらいいのかわからないって。

誰かが決めてくれたらいいんだけどって。

つまり、判断力がなくなっちゃっているんです。

鬱を発症した頃も同じだったっけ。

 

いろいろ話した結果

今は施設に通所することを目標にしました。

通所だけ。辛かったら早退もアリ。

少しずつ訓練時間を増やしてきたけど、思いっきり後戻りです。

 

がっかりだけど、ホッとしてもいます。

こんなことで復職できるのかなあって思うけど、今は生きているだけでいいか。

 

 

 

ドウダンツツジ

 

オニタビラコ

 

こんな花を撮りました。

 

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