先日うちに日本障害者スポーツ協会から振込み用紙が届いていた。
障害者スポーツ指導員の資格継続の為に今年度の協会費を払って下さいという事らしい。
届いたのは春からこれで三回目。
何度も書いたかもしれませんが、私はどんな世界だろうと上っ面だけの肩書きや資格などには全く興味も無いし、凄いとも思いません。
ですが例えば運転免許証やパスポートなどのように、なければ仕方がないものは勿論取得しています。
実は去年、日本障害者スポーツ協会認定のスポーツ指導員資格を取得した。
二週に渡って計四日間講義を受講して修了証書をもらい、協会に登録費などを支払ってそのスポーツ指導員の認定書とやらを受け取った。
なぜそんな資格を取得したかというと、私が活動していた障害者パワーの役員から、今後国際試合などに行ってもらう時に、JPCや国に推薦し易くする為に取得してきて欲しいと言われたからです。
しかしそんなものを取得したのが全くの無駄であるという事が後になってわかりました。
どんなに頑張って協力しようが、また言われた通りに資格などを取得しようが、全て協会の独裁者によっていいように振り回されるだけなんですから。
ですから当然障害者スポーツ協会などに金輪際一円のお金も払うつもりはありません。
そもそも時間もお金も犠牲にして協力する人間がどうして更に訳のわからない協会費などを支払う必要があるんでしょうか?
前にも書きましたが、今まで私が障害者パワーの団体の活動をしてきて気付いたのは、あまりにも程度の低過ぎる選手や役員が沢山いるという事。
去年トルコ大会の後、私は知り合いの企業の社長や役員と会い、障害者パワーのスポンサーになって欲しいと話を進めていた。
実際かなり良い手応えもあったし、私自身も父の遺産の一部を協会に寄付して、東京パラに向けてJPPFを更に大きく盛り上げていこうと本気で考えていました。
また金銭面だけでは無く、私のトレーニング仲間や後輩などに、これから国内の試合で補助員や大会準備などを手伝ってくれる人間が何人もいました。
大した実績や実力は無いかもしれませんが、皆心から一生懸命協力してくれる私が信頼している人間ばかりです。
薬物使用でチャンピオンの肩書きだけを得て、協会を利用するような人間とは違います。
私は金銭面でも人材でも、一生懸命協力するつもりでした。
しかし今となってはそんな事をしなくて本当に良かったと思っています。
ふざけた態度のパラ選手や身勝手極まりない役員などに、例え一円のお金や一秒の時間ですら勿体ないというもんです。
これからは本当に私を必要としてくれる人達の為に、自分の経験や知識を活かしていきたいと思います。
それにしても日本障害者スポーツ協会も何度も振込み用紙を送ってきてしつこいったりゃありゃしません!
金儲けの為に肩書きだけの指導者を増やす事より、もっと物事の本質を見抜く力を養って下さい。♪( ´θ`)ノ