共演者の小林稔侍さんが、この架空の駅「美寄」からキハに乗り、健さんのいる「幌舞」に向かうシーンなどで登場していた。
実は私は札幌から、目的である幾寅駅に行くのに一度旭川に向かい、そこから富良野を経由して南に下って行くという遠回りのルートを選択していた。
雪化粧をした北の大地を眺めながら、色々な街や駅に行ってみたかったからだ。
結果的に途中、映画の中で登場した架空の駅「美寄」のロケ地、本来の駅名「滝川」に偶然にも立ち寄る事になったのだが、その時までまさかこの滝川駅が映画の美寄駅だったとは全く知らなかった。
JR滝川駅
私は何度となく映画を観ていたので、この滝川駅に着いた瞬間に、そこが「美寄」の撮影現場であるという事にすぐに気が付いた。
それはもう興奮したのは言うまでもない。
列車の発車時刻まではかなり時間があったので駅の中だけで無く、少し外にも出てこの映画のロケ地になった滝川駅を観てまわった。
稚内からやってきた特急スーパー宗谷
停車中のキハ
駅の待合室
駅の外観
この映画の中の美寄駅に訪れる事が出来たおかげで、この後あの佐藤乙松駅長がいた幌舞駅に自分が降り立つ事がますます楽しみになってきた。