ゴールドジムホノルルのトレーニングエリアは二階の受付の前の通路を奥に行くと、ドーン!と現れてくる。
広さもそうだが吹き抜けのように天井が高く、フロア二つ分ほどの高さだ。
見渡すとフリーウェイト、マシン、カーディオなどかなりの数や種類だ。
面白いのは、通常フリーウェイト、マシン、という感じでレイアウトされている場合が多いのだが、このホノルルのジムは鍛える身体の部位によってエリアが分かれていたところだ。
脚ならスクワットラックやレッグプレス、レッグエクステンション、背中ならハイ、ローのプーリーやTバー、マシンロウという具合にそれぞれまとめて設置してある訳だ。
さすがスプリットトレーニングが常識のアメリカだと感心していた記憶がある。
他にカーディオエリア、スタジオなどがあり、当時の私にとっては楽園のような場所であった。
唯一残念だったのは、ジム内には窓が全く無く、少々息苦しい感じがした事ぐらいだろうか?
さて実際にトレーニングをしている人達だが、ハッキリ言って日本人では考えられない程のデカさのビルダーがゴロゴロいる。
すげ~!どころの話では無く、目ん玉飛び出る位のモンスターだ。(;゜0゜)
そんなのがいつも目の前で普通にトレーニングしているなんて日本では到底考えられない。
見た目もすげ~がパワーもハンパ無い、ある日ゴリラのような黒人と一緒にベンチプレスをやった。
当時ベンチプレスのMAXが130kg位だった私は60kgからスタートしても、20kg増し位でアップするのが普通だったが、この黒人60kgの次は100kg、次は140kgと、要するに20kgプレートしか足していかない。(; ̄ェ ̄)
どこまでやるのか呆れて見ていたら、最終的に220kgで8回程挙げていた!
あ、あり得ねえ~!(-。-; しかもブリッジなんか使わないガチ挙げだ。
補助頼む!と言われた日にはマジ焦ったぜ~!(; ̄ェ ̄)
んな重さのベンチプレスの補助なんてやった事無いっつうの!
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
またある日、オイラがスクワットを始めようとしていた時の事。
ボブサップのようなゴリラがやってきて、一緒にやりたいと言ってきた。
それはもちろん構わないが、重量が違いすぎるから面倒だなあと思っていた。
そのゴリラが、「何kg位でやるんだ?」と尋ねてきたので、せいぜい120kg位だと答えると、「OK!ちょうどいい!」と言うので少々驚きながらも、きっと軽い重量でもしっかりと効かせるスクワットなんだ!と思い、こいつは勉強になるな~♪などと期待していたら大間違い!
60kg位のバーベルを担ぐと、そのままおもむろに頭上へプレスを始めた。
(;゜0゜)
なんじゃそりゃ~!?ビハインドネックプレス?種目違うやんけ~!
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
そのまま見ていたら、最終的に120kgで12回位挙げておった!ば、化け物ばい!
(-。-;
て事は、このゴリラの肩とオイラの脚の筋力が同じ位って事かあ!ふむふむ。
(¬_¬)
しかしわかり切っていた事とはいえ、あまりの実力差に愕然としてしまいましたわ。
それにしてもこのゴールドジムにはゴリラがいっぱいいるなあ。。(~_~;)
続く。