昨日トレーニングセンターに行ったが、例のキチガイブリッジ男はやはり顔を出さなかった。
自分より強いのがいたから面白くなかったのか単なる偶然なのか、あれから一度も来ていないようだ。
クラブのメンバー数人と話をしていたが、その男トレーニングに来ていたというより力自慢をしに来ていただけに違いない。
力自慢といっても見る人が見ればすぐにわかってしまうのに本当に愚かな男だ。
そんな考え方では強くなるはずがない。
私はトレーニングを始めた頃から常に自分より強い人間、やる気のある人間とトレーニングするようにしていた。
厳しい事を言われたり腹が立つ事もあったが、自分より強い人達とやる事でいい緊張感の中で集中してできるし、自分には無い何かを吸収できると思っていたからだ。
だから自分より強い人と偶然一緒になった時には逃げるどころか、自分からお願いして色々尋ねたり、一緒にトレーニングをさせてもらった。
それなのに私の周りにいる若いトレーニーは毎週のように私とジムで顔を合わせるのに、喰らい付いてくるどころか私を見るとコソコソと逃げていってしまう。
まあ私が厳しい事を言うからイヤなのだろうが、そんな事で強くなれると思っているんだろうか?
私に言わせたら、トレーニングは好きなんだろうが、所詮気分良く楽しくやりたいだけに過ぎない。
まあそんなのカラスの勝手だが、ジムには他にもバーベルやマシンなど、器具のウンチクばかりほざいている輩もいる。
やれシャフトのしなりが今ひとつだの、ベンチ台のラックの位置が悪いだの、ダンベルの重量が足りないだの。。
そんなのは自分がそれに対応する能力が無いだけで所詮それがその人間の実力なのだ。
試合に出場すれば全員同じ条件で試技をするのである。
普段使っているベンチ台やバーベルなら挙がったのに!などという戯言など誰も聞く耳は持たない。
普段から厳しい条件でトレーニングしている人間ほど強いものである。
思えば昔はベンチ台も現在主流のワイドラックなどはほとんど無く、ナローラックでベンチも小さくてバランスを取るのが大変だった。
下手に足上げベンチなどやろうものなら身体がベンチからずり落ちてしまう。
そんな器具でトレーニングしたからこそしっかりと身体をベンチ台のいい位置に置く事を覚え、リフティングの際にしっかりと軸を作ってバランス良く挙げる事の大切さを学んだのである。
色んな事から逃げてウンチクばかり言っている連中を見ると、腹が立つどころか笑いたくなってしまう。