先日ジャパンクラシックベンチプレス大会にセコンドとして行ってきた。
健常者の試合をしっかりと観るのは実に久しぶりだったが、一昔前と比べて随分とレベルが高くなったもんだと感心していた。
残念なのは、ガチの力比べというよりとにかくブリッジを大きく作って少しでも挙上距離を短くし、運動量を減らす事で高重量を挙げているということ。
いくらルール違反ではないと言っても、これでは筋力よりもブリッジが上手い奴が勝つという、ブリッジ大会みたいな感じだ。
81cmラインぎりぎりに手幅を取り、背筋と柔軟性を使って胸を持ち上げると正味バーが動く距離は僅かである。
実際私が足上げナローグリップで行なう場合の挙上距離と比べると半分程しか動かしていない。
実際友人で200kgを挙げる男がいるが、足上げでやった場合、170kgがやっとである。
そう考えると私の足上げベンチ160kgも満更でもないのかな~?
最近はブリッジがあまり使えない障害者のベンチプレスばかり見ていたから久しぶりの健常者のベンチプレスの試技には少々がっかりしてしまった。
久しぶりにベンチの大会にエントリーしようかなと考えていたけど、個人的にはベンチプレスの記録を伸ばすというよりは本当の筋力を強くしたいからどうしようかな。