ウェイトリフティングができる施設というのはあまりどこにでもあるものではない。
普通のボディビルジムやましてやフィットネスクラブにはまず間違いなくと言っていいほどそのような設備は整っていない。
理由は簡単で、需要がないからである。
おまけに器具は高いしある程度のスペースも必要になる。
普通のウェイトトレーニングと違い、頭上に挙げたバーベルを床に落下させたりするので必ずラバーコーティングディスクでなければいけないし、床もバーベルを落下させても平気なように作らなければならない。
通常試合では公式の4m四方のプラットフォームを使用するのだが、こいつは買うとなるとなんと500万円近い値段がするのである。(-。-;
全国的に見てもそのような設備があるのは県や市の公共の施設がほとんどで、利用料金も一回数百円と安かったりするのが普通だ。
私が通っているトレーニングセンターも県の施設で利用料金は一回320円なのだが、公式のプラットフォームやオリンピックバーベル数セットが置いてある。
しかしその道具の良さがわかる人はあまりいないだろうが。。
だからウェイトリフティング練習はもちろんの事、フリーウェイトでトレーニングをする時はこのトレーニングセンターを昔から利用している。
今回もスナッチ系のトレーニングをしたかったので夕方から行くと珍しくかなり混んでいる。
スクワットラックでバーベルカールをやっているのが居たが、スクワットをやろうと私が近寄ると早々に退散してくれた。
しかし周りでお喋りばかりしていてトレーニングの邪魔だ。(♯`∧´)
ピラミッド式にアップしていくと、140kg位からこちらをジロジロ見ながら静かになってきた。
遊び半分でやっている連中に睨みを効かせ、気合い一発フルボトム止めありで170kg。
それほど大した重さではないが、シロウトを黙らせるには十分で、そそくさと帰っていった。
そう、やる気がないのならジムになど来なくていいのである。
遊びに来るなら真剣に取り組んでいる人間の邪魔でしかない。
スクワットの後スナッチハイプル。
アップしていき、メインの80kgで5回。
もう少しできるのだが今回はバーを引き上げる高さやスピード、ファーストからセカンドにかけてのタイミングなどを意識してやったので重量は少し抑えめ。
感覚は上々で、早くまたスナッチやクリーンをやりたいものだ。
明日は秋の市民大会があり、また若い選手のセコンドに付く事になっている。
市民大会でもらえるお弁当美味しいんだよな~♪