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トレーニングの記録や旅日記。
冬はスキーや温泉の記事なんかも。
パワーリフティング、ウェイトリフティング競技経験あり。
アメリカゴールドジムでウィダートレーニングメソッドを習得。
現在は仕事と健康の為に日々トレーニングに励んでいます。

今回の脚のワークアウト、二日間ウェイトを触っていない割にアップからどうにも重い。

今回もスミスマシンを使ってのフルスクワットから始めたのだが、背筋群の疲労のせいなのかどうにも身体にキレがない。

こんな時トレーニングパートナーがいれば、多少の肉体の調子悪さは精神的に補えるものだが今回も独り。

まあボヤいても仕方ないからピラミッド式にアップしながら徐々に心も身体も回転数を上げていった。

結果的にメインセットの150kgで8レップスと前回より一回増えた。

しかし最後の1レップは完全に胸が落ちていたからリフティングベルトがなければ潰れていただろう。

やはり背筋群がまだ回復していないようだがともあれ1レップでも増えた事は嬉しい。

最近新しく始めた試みは確実に効果が出てきている。

ところで今更だが、私はスクワットやデッドリフトなどをする際でも、メインのセットやMAXに挑戦する時以外リフティングベルトをほとんど使用しない。

理由はベルトに頼り過ぎると体幹の組織を甘やかす事になり、十分に鍛える事ができないからだ。

ところが私が知る限り、正しいベルトの使い方を理解しているトレーニーはほとんどいない。

よくアップの時から、シャフト位のウェイトなのに必ずベルトを使っている人を見かけるが、これでは体幹の筋肉の使い方や強化をするのは困難だ。

やはり基本は自分の骨格や筋肉組織でバランスを取り、全身をコントロールする能力を身に付けるべきである。

その上でここ一番重いウェイトを使う時に腰部を保護し、腹圧を上げて全身の出力を上げる為に初めて使うべきであり、そうする事で脚や背中などに効率良く強い負荷をかける事が可能になるのである。

いつもかつもベルトなんかに頼っていると、脚や背中などのトレーニング中いざという時に腰部などを痛めてしまう場合もある。

これはトレーニンググラブやリストストラップなど他のギアにも言える事だ。

普段からそんなものに頼っているといつまで経っても握力もつかないし、自分でバーベルを握る際、調整する能力も身につかない。

もちろん私もベルトやストラップ位は持っていて使う事もあるが、道具に頼るのは格好悪いしやはり極力自分の力で行うべきだと考えている。

素手で握ると手の平にマメやタコができるからと言って、常にトレーニンググラブなどを使っている人がいるが、それではいつまでも正しい握り方、力の使い方など覚えられるはずがない。

試合ではグラブやストラップなどは当然ながら全く使えないのだから。

そもそもマメやタコが嫌ならトレーニングなどやるな!と言いたい。

例えダルビッシュであろうと薄い手袋を一枚着けていればあのようなボールは投げられるはずがないだろう。

それほど指先の感覚や力の伝わり方は繊細なものなのだ。

本当の筋力や正確なリフティング技術を身につけたければ極力道具などには頼るべきではない。