現在怪我をしていてほとんどジムでのトレーニングをしていない。
おかげで?時間的に余裕があるので指導のほうに力を入れている。
先日は私が数年前から指導をしているバスケットボールの社会人クラブチームのメンバー数人の脚のトレーニングをやってきた。
このクラブは二年連続で日本一になっている強豪チームなのだが、ほとんどのメンバーがチャラくて軽いノリの人間が多い。(~_~;)
チーム全体を指導していたのだが、最近はやる気のあるメンバー数人だけになってしまっている。
こやつら私から見るとあまり大した事はないのだが、一般的にはかなり力持ちなのだろう。
ほとんどのメンバーがスクワット130kg、ベンチプレス100kg位はできる。
自分達だけでやっているといつも甘いトレーニングになっているようなので、今回も自分に甘く他人に厳しいこの私がバッチリシゴいてきてやったのだ!
( ̄^ ̄)ゞ
今回は久しぶりにスクワットとレッグプレス、パワー系二種目のMAX測定の後ワーキングセットをやってもらった。
バーベルスクワットはフルボトムまでで測定。
身長がハンパなく高いというのもあるのか普段はあまり深いスクワットはしていないので、あまり高重量のバーベルは担げない。
一番重いのを挙げたメンバーでも120kg位である。
その後レッグプレスはウェイトスタック式のマシンで行い、フルスタックで230kg位と私にとっては重りが足りないのだが、一番できたメンバーでもMAX200kgちょっと。
さて地獄はここからで、それぞれMAXの7割程度なのだが、もうこれ以上はできない!というまで続ける鬼のハイレップスセットをやらせた。|( ̄3 ̄)|
20回以上できるのもいれば12回位で根を上げるのもいる。
だが本当に限界かどうかは私が見ていて一目瞭然だ。
あきらかに手を抜いたような内容だと私は容赦無くやり直しをさせる。
10回を超えた辺りから脚やお尻の筋群に乳酸が溜まりまくり、心肺機能もかなり低下してくるからほとんどの人間はつらくなって筋肉が完全に疲労する前に心が折れてやめてしまう。
私が見ていてまだまだできるはずなのだが随分手前であきらめてしまうのだ。
一流選手になるほど肉体と精神の限界値が近いものなのだが、彼らはまだまだ甘い。
そもそもスクワットやレッグプレスをやった直後に普通に立って会話ができる事自体おかしい。
今回はいつもより頑張っていたほうだと思うが次回会う時に感想を聞くのが楽しみである。{(-_-)}
それにしても他人をイジメるのは楽しい!
全くとんでもない鬼コーチですな~。
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ