水曜の夜はほぼ決まった時間に市役所のサッカークラブの人間が5、6人ほどジムにやってくる。
一週間にたった一度だけ毎週水曜にトレーニングごっこをしにやって来るのだ。
私が知っている限りではかれこれ3、4年はそのペースで通っていると思うが、サッカーをしている割にはジムで脚のトレーニングをしているのをただの一度も見た事がない。
やるのはベンチプレスだけ。そいつらのほとんどが70キロそこそこの重さで腰を思い切り使ってバーを胸の上でバウンドさせてやっている。
おまけにバウンドさせやすいようにバーのセンターにスポンジパッドまで付けている。
聞いているとどうも誰が最初に100キロ挙げられるかという事を競っているようだ。
前に何度かアドバイスをしてやったのだが、さすがお役所人間、頭が硬いのか全く言う事を聞かない。
重量を増やす事より軽いウェイトでまず正しい筋肉の使い方やフォームを覚えた方がいいと指導しても、このやり方で順調に伸びてきているし、パワーをつけたいからなるべく高重量でやるようにしている!などとほざいている。
4年もやっていて70キロで順調に伸びている?はい?
始めてからしばらくの期間だからいい加減なやり方でも70キロ位まではできるようになっただけだという事を全くわかっていない。
おまけに筋肉が増えたというよりズルして挙げる方法がうまくなっただけだ。
しかもこいつら人にアドバイス受けておきながらまともに挨拶すらしない。
必ず仲間同士できては大声でくだらない話ばかりしているので一度怒鳴ってやったらそれ以来二度と私には近寄って来なくなった。
そんなくだらない連中どうでもいいのだが、4年もやっていて70キロしか挙がらないようではこの先はもうたかがしれているだろう。
お役所ベンチの代表である。
人の話を聞かないのは勝手だが社会人として挨拶もろくにできないようでは何をやらせても大した事はないだろう。
民間企業ならとても務まるはずがない。こんな奴らが国民の血税を食い荒らしているのかと思うと本当に不愉快である。