前回から引き続き、肩の痛みに悩むトレーニーの為に解説したいと思います。
その三
東洋医学
これは昔私が痛みでどうしようもなく、藁にもすがる思いでやったものです。行くまでは針治療など本当に効くのか?と半信半疑でした。しかし何本もの針を刺して行く中でその先生はピタリと一番痛い箇所の一本を当てました!
うちに帰ってからしばらく何日も肩がドクドクと脈打つのを感じ、何年も抱えていた肩の痛みが数週間で嘘のように軽くなったのです。
それでも怖くてしばらくはベンチプレスなどのエクササイズはやらず、肩のインナーや肩甲骨周辺の組織のトレーニングをじっくりとやり、数ヶ月でまた元通りの強度で胸のトレーニングができるようになりました。
その四
常にケアするべし
私は現在ほとんど肩の痛みはありませんが、いきなりヘビーなベンチプレスなどのエクササイズをやるような事は絶対にしません!必ず全身のウォームアップから始め、肩のインナーをじっくりと温めてから、ベンチプレスに入っても充分なアップを行うようにしています。
また少しでも違和感がある時はグリップの幅を狭くしたり、臨機応変に対応するようにしています。
また胸のトレーニングの後にも肩のインナーなどのエクササイズを軽いウェイトを使って行い、傷めやすい組織に疲れを残さないよう心掛けています。
強度の高いトレーニングをやってクールダウンをおろそかにする人がたくさんいますが、そんな事を続けていれば、疲労が溜まり鬱血したりして怪我を招きます。
ですから私はアップと同じ位、クールダウンを大切にしています。
ウェイトトレーニングの後に軽くカーディオをやるのもいいでしょう。
さらに私は日常生活でも気を付けています。マッサージを施したり、サウナに入ったり、また風呂上がりには肩に湿布などを貼ったりしています。
このように痛いからやるというだけでなく、痛くなくても怪我の予防や身体のバランスをとる為にも、普段からのケアや強化を行うべきだと考えています。