ビッグ3 | 人生を楽しむ為に!

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トレーニングの記録や旅日記。
冬はスキーや温泉の記事なんかも。
パワーリフティング、ウェイトリフティング競技経験あり。
アメリカゴールドジムでウィダートレーニングメソッドを習得。
現在は仕事と健康の為に日々トレーニングに励んでいます。

タイトルだけではなんのこっちゃわからないかもしれませんが、バスト、ウエスト、ヒップのスリーサイズの事ではありません!まず人体の三大筋群は大きいものから、脚、背中、胸になります。

トレーニング業界では、この三大筋群を鍛える代表的な種目である、スクワット、デッドリフト、ベンチプレスの三種目の事をビッグ3と呼んでいます。

ご存知のようにこのビッグ3はそのままパワーリフティング競技の三種目になっています。それだけ基本的で人気が高く、かつ筋力や筋肉を増やすのに適しているという事でしょう。

中でも人気の高いベンチプレスを題材にして記事?を書いていますが、本物の肉体を手に入れるにはこのビッグ3のトレーニングは欠かせません!

私もこのビッグ3をトレーニングし、若い頃はよく試合に出場していましたが、スクワットが弱くてなかなか入賞できませんでした。

パワーリフティングの試合は三種目のトータルの重量で競うので、ベンチプレスが強くてもまず勝てないのです。

それより高重量を扱えるスクワットやデッドリフトを強化した方が遥かにトータルの記録は増えるでしょう。

私は現在でもこのビッグ3を行っていますが、目的に合わせて挙げ方、フォームは随分変えています。

試合に出ていた頃はスクワットはワイドスタンスでバーを僧帽筋の下に担いだパワースクワット、デッドリフトもワイドスタンスでのスモウスタイル、ベンチプレスも規定幅いっぱいのワイドグリップ、要は少しでも高重量を挙げる為のフォームでした。

現在は鍛えたい部位に効かせたり、関節の負担を減らす為に足幅も狭く、ベンチプレスのグリップ幅もかなり狭く取っています。

私は全身をバランス良く鍛える為に、このビッグ3以外にも様々な種目を行っていますが、トレーニングを始めたばかりの人は中途半端にあれもこれも細かい種目をやるよりは、このビッグ3をしっかりとトレーニングした方が遥かに大きくなれるでしょう。

細かい木片をたくさん集めて作品を作るより、大木を削り出した方が迫力があるものになると思いませんか?

このビッグ3を三大筋群のトレーニングの軸として行う事は筋力や筋量を増やすのに最適でしょう。

スプリット法で全身を分割してトレーニングする場合、三大筋群である脚、背中、胸の三つは分けた方が、より強度が高いトレーニングができると思います。

長年トレーニングを続けている私の現在の個人的なビッグ3は、スクワット、インクラインベンチプレス、ラットプルダウンです。これらを軸にトレーニングを行い、全身の筋力や筋量を増やし、補助的な種目をやるようにしています。

みなさんもビッグ3を中心に、自分に何が必要かを考えながら自身のトレーニングメニューを組み立てるようにしましょう!