前回からの話の続きになりますが、野球をやるならとにかく走れ!といった何の根拠もない無駄な練習?をやらせる指導者がほとんどです。
下手をするとサッカーやラグビーの選手達より走らせている程です。しかもそのほとんどが無知で勝手な無能な指導者のエゴからきています。
現に無茶な距離や長時間走らされるのは、ミスをしたり悪さをしたり、試合に負けたりした場合が多く、その無能な指導者のストレス発散にやらされる事がほとんどです。
走って足腰を作れ!これもよく耳にする言葉です。考えてもみて下さい。長距離を走ってどっしりと安定した下半身ができると思いますか?バーベルを担いでスクワットした方が遥かに筋力も筋量もつくはずです。
メジャーリーガーの脚とマラソン選手の脚を比べれば一目瞭然です。
このように日本では今だに何の根拠もない事を平気でやらせたり、間違ったトレーニングが行われているのです。一昔前の、筋トレはしてはいけない、水はバテるから飲むな!といった無茶苦茶な理屈と同じです。
クーラーは身体によくない!はい、どこにでもいますねこのような馬鹿な指導者。真夏の炎天下で野球などやる方が間違いなく身体に悪いに決まっています。死人が出る位なんですから。こういう最低な指導者に限って自分はしっかりとクーラーの効いた車にしか乗りません。今の世の中からもしクーラーが無くなったら毎年夏に一体どれほどの数の人間が死ぬかわかったもんじゃありません。
私が監督なら、真夏の練習は午前中まださほど暑くない時に集中して行い、時にはプールで股関節や肩関節の柔軟性を増したりバネをつける為に水泳をやらせます。
水泳は肩が冷えるからよくない、うちは水泳部じゃない!
はいはいわかりました、陸上部でしょ!と言いたくなります。
こういう頭の凝り固まった指導者では選手は成長できません。野球選手だろうと普段使わない筋肉を鍛えたりボディバランスを良くする為にも色々なスポーツをやるべきです。
少しそれましたが、野球のゲームで長距離や長時間走るような場面は皆無なのです。必要なのは一瞬のスピードやパワーであり、野球のパフォーマンスを上げる為のトレーニングをするべきなのです。