あなたがトレーニングを始めるきっかけとなったのは何でしょうか?
かっこいい体になりたい、強くなりたい、健康の為など、様々な理由があろうかと思います。
ですが筋力トレーニングやボディビルに本格的に取り組んでいる方達の中には、巨大な腕の持ち主に出逢った事がきっかけとなったという人が少なからずいるのではないでしょうか?
山のように盛り上がった二頭筋、餅を貼り付けたような恐ろしく発達した三頭筋、シャツの袖がはち切れんばかりの巨大な上腕に圧倒され、自らも鍛え始めた方は多いはずです。
腕という部位は人目につきやすく、力の象徴であり、それだけ周りの人間にインパクトを与えるものなのです。
筋肉見せて!と誰かに言われた時に真っ先に力を入れて見せるのが普通腕でしょう。
ほら!とズボンを降ろして脚を見せるバカなどまずいません。
その人目につきやすい腕をどうしたら太くかっこよくする事ができるのか?まず腕の構造や太くする為の仕組みから解説してみます。
まず素人が腕を太くしようとしてバーベルやダンベルでデタラメにカールしている姿をよく見かけます。
それ自体悪い事ではありませんが、結論から言いますと、腕のトレーニングだけでは腕は太く大きくならない!という事です。
人間の身体は全身のバランスを保つようにできています。ですから仮に延々と毎日腕だけを鍛えても、ガリガリの身体に太い腕だけは着きません。
想像したらわかるでしょうが、大木にしか太い枝はならないのです。
人間も同じで体幹を大きく強く鍛えない事には腕だけを太くする事は困難なのです。
巨大な腕の持ち主というのは必ずそれに見合った素晴らしい体幹をしているはずです。
極端な話、腕のトレーニングなど全くやらなくても、ベンチプレスや背中のトレーニングをしているだけでそれに見合っただけ腕は発達してくるものなのです。
つづく