筋肉に継続的に成長を促す為の様々なトレーニング法
試練その15
重量増量法
別名ピラミッド法とも呼ばれているセットの組み方で、ウォームアップから順に重量を増やすごとに回数を減らしていき、ある程度の重さから限界までやってから重量を上げ、その重量でまた限界までやり、ある一定の重量までピラミッドのように積み上げていく。
肝心なのは、力を出し切った後に重量を増やしていくという事です。
メインのセットの重量が同じでも下から力を出し切りながら増量していくので、当然普通に余力を残してやる場合と同じ回数はこなせません。
このセット法のメリットは怪我のリスクを抑えながら筋肉を追い込めるという事で、個人的によく使う方法です。
一例としては、ウォームアップ後全てのセットで挙がらなくなるまで
70キロ 18回
80キロ 12回
90キロ 6回
といった感じです。
試練その16
重量減量法
ウォームアップで余力を残しながら重量を増やしていき、一番重いセットから限界までやり重量を下げてまた限界までやる方法で、逆ピラミッド法とも呼ばれています。
ウォームアップ後全て限界まで
100キロ8回
90キロ 12回
80キロ 16回
こんな感じです。
重いウェイトを扱える為、筋力を強化するのに適していますが怪我には充分注意が必要です。
名前でよく勘違いする人がいますが、重量増量法より重量減量法の方が重いウェイトを扱えるという事です。
参考までに、増量法で上までいってからまた下げていくやり方はダブルピラミッド法と呼ばれています。
続く。