今回はよくある勘違いについてお話をしてみましょう。
試練その8
本当の筋力をつけるべし!
年齢にもよりますが、初心者のうちは確かに筋力の発達が著しく、つい思わず重さを増やす事への魅力に取り憑かれてしまいがちです。
ですが勘違いする前に、本当に正しいフォームでトレーニングできているか?という事を冷静に見直してみる必要があります。
特にまだベンチプレスを始めたばかりのトレーニーは、少しでも重いバーベルを挙げる事に気を取られ、ついつい間違った挙げ方になってしまいがちです。
筋力が上がったのではなく、挙げる要領がよくなっただけなのに気付かず、勘違いしてどんどん重量を増やしていくバカな人間のなんと多い事でしょうか!
腰を思い切り浮かせて反動を使い、バーベルを胸の上でバウンドさせて挙げるベンチプレスでは本当の筋力や筋量は着きません。
しっかりとお尻をベンチに着け、ゆっくりとバーベルを降ろしながら一度胸の上で止める位の気持ちで挙げて初めて挙がったといえるでしょう。
はっきり断言します!初心者のうちにこのような間違った挙げ方を覚えてしまうと、後に修正するのは大変困難です。
ジムに行くと毎回のように、狂ったようなブリッジを作ってお尻をベンチから浮かせてトレーニング?をしている人を見かけます。
たいていは筋肉などたいしてありません。なぜなら胸ではなく全身で要領よくズルして挙げているだけだから。
そういう連中に限って、パワーをつけるのが目的だから高重量でトレーニングするんだ!などといいますが本当に筋力や筋肉を増やしたいのであれば、正しいフォームでしっかりと鍛えたい筋肉に刺激を与えるべきです。
そういう連中はもはや体を作るのではなく、ただ単に自分のエゴや見栄を張る為にバーベルを挙げているだけに過ぎません。
我々は自己満足の為に要領よく挙げる方法を見つける為ではなく、本当の筋力や身体を作りにジムに行っているんですから!
バカに付き合っている暇などありません。