去年つくったラティあり後期シングル用の構築だ。
ヘラナンスではない並びでヘラクロスを使おうとしてできた。
ヘラクロス (M) @ こだわりハチマキ
Level: 50
Trait: こんじょう
EVs: 252 HP / 196 Atk / 60 Spd
Adamant Nature (+Atk, -SAtk)
- メガホーン
- かわらわり
- いわなだれ
- きあいパンチ
ライコウ @ ラムのみ
Level: 50
Trait: プレッシャー
EVs: 4 HP / 128 Def / 124 SAtk / 252 Spd
Timid Nature (+Spd, -Atk)
- 10まんボルト
- めいそう
- ねむる
- めざめるパワー [こおり]
スイクン @ オボンのみ
Level: 50
Trait: プレッシャー
EVs: 236 HP / 236 SAtk / 36 Spd
Modest Nature (+SAtk, -Atk)
- ハイドロポンプ
- れいとうビーム
- めいそう
- リフレクター
カビゴン (M) @ せんせいのツメ
Level: 50
Trait: めんえき
EVs: 252 Atk / 252 SDef / 4 Spd
Adamant Nature (+Atk, -SAtk)
- のしかかり
- じしん
- じばく
- シャドーボール
ボーマンダ (M) @ ラムのみ
Level: 50
Trait: いかく
EVs: 4 HP / 196 Atk / 4 Def / 152 SDef / 152 Spd
Adamant Nature (+Atk, -SAtk)
- めざめるパワー [ひこう]
- じしん
- いわなだれ
- りゅうのまい
ゲンガー (M) @ たべのこし
Level: 50
Trait: ふゆう
EVs: 60 Atk / 60 SAtk / 132 SDef / 252 Spd
Hasty Nature (+Spd, -Def)
- ほのおのパンチ
- きあいパンチ
- みがわり
- みちづれ
準速60族抜きで残りをHAに割いた。
とくぼうではなくHPに努力値を回した意図は、スイクンのリフレクターやボーマンダのいかくを活かしてカビゴンに後出ししていく場面を想定した点にある。
A特化ではないメタグロスのこだわりハチマキコメットパンチを耐えることがあり、物理との撃ち合い性能を高められている感じもした。
きあいパンチはエアームド入りを崩すために使う。
ヘラクロスの苦手とするゲンガーや飛行タイプを起点にするために採用。
A特化メタグロスのこだわりハチマキじしんを耐える物理耐久と最速を確保し、残りをとくこうに回した。
今のところ耐久調整が有効にはたらいた気はしない。
ゲンガーやサンダーに後出しして状態異常に罹ることを意識し、ねむるを採用している。
ラティや草タイプと戦えるようにめざめるパワーは氷。
メタグロスや炎タイプに後出しするために採用。
ハイドロポンプは個人的に好きなので使っているが、メタグロスを二発で倒せたり、繰り出される電気タイプやヘラクロスによる受けを崩したり、カビゴンをゴリ押しで削れたりして楽しい。
水技はもちろん、物理耐久を高めるリフレクターも、ボーマンダなどにうつ氷技も、めいそうも入れたいなと思ったため、ねむるは入れられていない。
ハイドロポンプのPPの少なさと、火力の高さゆえの崩し速度を踏まえれば、ねむるは必要がない気がして、オボンのみが合っているように思う。
ラティやサンダー、純電気などに後出しするために採用。
特に、ライコウを後出しできないラティに対して使っていきたいポケモンである。
とくこう特化サンダーの10まんボルトを三耐えしつつ、撃ち合い時にのしかかりやシャドーボールで十分な火力を出せるようなAD振りとしている。
シャドーボールはゲンガーを意識した技だが、おにびによるやけどを解消するきのみをもたせていないので、炎技や電気技でもいいような気がする。
じしんは純電気などからの受け出しで出てきたり、受け出し時にのしかかりでまひ状態にさせることができたりしたメタグロスに当てるための技として採用している。
メタグロスに受け出せるポケモンがスイクンくらいしかいないので、こういった形で対抗手段を用意しておきたい。
ノーマル技はのしかかりではなくておんがえしでもいいかもしれないが、こうげき特化なのでのしかかりの火力が不足するようには感じず、このままでいいかと思う。
ヘラクロス+純電気の組み合わせの対策と草タイプやニョロボンへの対策を兼ねて採用。
純電気の代表格であるサンダースの無補正C252振りめざめるパワー氷を最高乱数以外耐えるよう、とくぼうに振っている。
また、りゅうのまいを積む過程でのしかかりなどでまひしてしまったときでも4振りカビゴンより速く動くために、すばやさは準速85族+2の139まで上げた。
残りをこうげきに振ったことで、こうげき1段階上昇時のいわなだれで耐久無振りのサンダーを高乱数で倒せる。
純電気のでんじはや、ジュカインのいばる、フシギバナのねむりごなを無効化するためにラムのみを持たせている。
スイクンやライコウでは崩しにくいハピナスに対抗したり、カビゴンに後出ししたり、草タイプやヘラクロスをごまかしたりするために採用。
みがわりが無振りカビゴンのかえんほうしゃを最高乱数以外耐える特殊耐久、無振りヘルガーをきあいパンチで一撃で倒すこうげき、最速を確保し、残りをとくこうに振っている。
調整の有用性は不明。
採用理由を踏まえてこの技構成に落ち着いたが、変な構成だなと思う。
みちづれはだいばくはつでもよさそうだ。
雑感:これといって単純明確な勝ち筋がなく、受け/サイクルも、撃ち合いや積みもそこそこできる構築で中途半端な感じがするものの、絶対に勝てないという相手があまりいない気がするし、スイクンもヘラクロスもライコウもボーマンダも決定力となりうるので、使っていて面白い。
安定して安心して勝つことはあまりないように思うが、相手とじっくりしのぎを削って対戦を楽しめる構築だと思った。