京の伝統野菜 畑菜の栄養 | Goreamlive

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畑菜は1月から3月ごろに京都市内で出回る野菜だ。
京の伝統野菜に指定されていて、いわゆる京野菜の一つである。
その味はこまつなに近い気がするが、青臭さやくせがない割に濃い味、おいしさが感じられる。
ほうれんそうのように茹でてシュウ酸を抜かなければ食べられないということもなさそうだ。
畑菜の栄養成分はインターネット上では見つからなかったが、今年の初午の日に伏見にあるじねんと市場に行ってみたら、畑菜を紹介するちらしが置いてあり、若干の情報が記載されていた。
そこでは食物繊維、鉄、カルシウム、カリウム、亜鉛、レチノール当量、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、総ビタミンCの量について、ほうれんそう、こまつなと比較したグラフ、数値が載っていたので、それをもとにここではさらに比較対象としてかぶの葉も加えてグラフを作成してみた。
畑菜以外の野菜の栄養価は 日本食品標準成分表2020年版(八訂)から引用。
畑菜のグラフの上部に書いてある数値はほうれんそうの値を1としたときの数値で、上述したちらしに記載されていたものである。
ここに記載されていない栄養素については量がわからず、畑菜は日本食品標準成分表にも収載されていないが、栄養価を計算する際は成分表に記載のあるかぶの葉の値を参考値として用いるといいかなと思った。
なお、グラフに基づいて具体的な数値を計算すると以下の表のようにまとめられた。
京都以外ではなかなか手に入らないだろうから、京都にいるときに食べてみるとよい。
 
参考文献
京の旬野菜協会. 「畑菜」について. (上述したちらし)
日本食品標準成分表2020年版(八訂)