買わないなぁ。 | 38度線の北側でのできごと

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38度線の北側の国でのお話を書きます

 今年1年ふり返って、何か大きな買い物をしましたかといわれると全然ない。車も乗らないし、お酒もたばこもやらないし、大きな声では言えないが小遣いが余っている。

 

 人と会うこともめっきり減り、無理やりしていたお付き合いもコロナのせいでリセットとなり、おかげで交際費が浮いているのだ。本を去年に比べて買った。躊躇なく買えるようになった。それでも余る。

 

 妻が新築マンションの契約をする一方で、ぼくの方は消費が増えない。

 

 Amazonと楽天スーパーセールを見て、ルーターでも買い替えるかと思ったが、問題なく稼働しているし無理してもなぁと思うし、タブレットを買うかと思ったが、初代タブレットをほとんど使ってないことを考えると意味がない。買わないだろう。

 

 モノを買う時のワクワク感が生まれつき希薄なのだ。本を買うのは自分にとって食事に似ていて、栄養を取るようなもの。空腹だから、文字に飢えているから本を読む。

 

 服は面倒。サイズが合わないから面倒だ。一着テーラーさんが作ったスーツとコートを頂いて、2000円ほどで直しをした。今年はこれだけ。

 

 車はそもそも必要ない。スクーターも買っていいといわれているが、買わない気がする。

 

 ミニマリストであると喧伝するわけではないが、本を買う以外にあまり金を使わない。一方で、映画と舞台鑑賞は今年いっぱいできた。大みそかまであと2回、コンサートを見に行く。

 

 モノを買うことに対してのワクワク感の欠如。昔からコマーシャルだとか、今でもバナー広告、バーゲンの類のものに食指が動かない。

 

 あ、ひとつだけあった。男性用の美肌用品を買い始めた。今のところ続いている。

 

 来年はこのあたりをかえて、日本の景気に貢献してみようかなと思うのだけど掛け声倒れに終わる気がする。いいことなのだけど。