主夫として褒められた。 | 38度線の北側でのできごと

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 結婚して今年で19年目になるのだけど、夫婦の夕食の多くをぼくが作ってきた。

 

 甘いもの好きの妻は、よくチョコを食べるのでコレステロール値に問題があるのだが、基本夫婦ともに健康。ぼくも、先天的な肝臓の一部値の異常とBMIの不足を除いては大丈夫。

 

 妻がパーソナルトレーニングを受け始めた。ピラティス、ヨガ、いろいろ手を出したけどこの先どうなるかはわからない。余りこのあたりをつくと地雷となるので何も言わない。

 

 自分に合わせたトレーニングだけでなく、食事についてもアドバイスがあり、妻は三食写メをジムのトレーナーに送っている。

 

 色々とフィードバックがあるのだが、ぼくの作った夕食は決まって好評価という。これはなかなかうれしい。

 

 主婦の人はもっと誇っていいと思う。当然評価されることも。自分の料理が夫と家族の健康を守っていると。

 

 ぼくも誇っている。ぼくの内助の功の甲斐あって妻は管理職になった。ぼくですか?ぼくは怪しい著述業ですよ。その妻にNHKの取材が入ったらしい。NHKの人って、仲のいい記者もいるけど、基本態度が悪い。妻も散々振り回されたという。

 

 一度訪朝する際にこっちの指示するものを撮って来いといわれたので、即断った。手駒みたいに扱われるのは好きじゃないんです。信頼関係も作らずいきなりこれだから困る。何というのだろう。こっちはNHK様、国営放送さまなんだから、協力して当然という態度で来るのよね。

 

 仲のいい記者が一度言ってくれたことがある。単行本出たら、連絡くださいね。おはよう日本で紹介できるよう尽力しますよと。

 

 ぼくはお願いした。「井上あさひさんと共演させて」。知的な女性はぼくは大好きなのである。しかも井上あさひさんは鯉党。惚れないわけがない。即刻断られた。ぼくの方も散々な態度である。