昭和歌謡なぼくたち | 38度線の北側でのできごと

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38度線の北側の国でのお話を書きます

 友人Mが赤いマツダアクセラに乗っている。トヨタ王国の中でこの選択は勇気あるものではないか?と聞くと「別に~」とMは飄々と答える。

 

 カープファンの友だちはMの蛮勇に恐れおののいていた。

 

 Mがアマゾンプライムに入り、ガンガン音楽をダウンロードしている。それをBluetoothでつなぎ、アクセラの中で流れている。

 

 以前は声優のライブに行っていたM。余り声優さんは好きじゃないなぁと思っていたが、今は違う。昭和歌謡で固めてきた。

 

 村下孝蔵がええんよとM。「初恋」。

 

 中森明菜「十誡」「北ウイング」。

 

 80年代前半で固めてきた。当時小学生だろ?聴いていたか?リアルタイムでと問うと、にやりとMは笑うのだ。

 

 懐メロが支配する車。アクセラの助手席は瘦身なぼくには広い。人におごってもらう焼肉は美味しく、また人の運転する車に乗るのは気分がよい。

 

 さて、そんなMに一つ紹介しておいた。こっちだって北朝鮮の音楽だけじゃないのだ。

 

 薬師丸ひろ子 Woman"Wの悲劇"より

 Mからは絶賛の連絡がきた。ああ、おっさんだなぁ。