はじまりのポテト | 38度線の北側でのできごと

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38度線の北側の国でのお話を書きます

 年始からフライドポテトを食べてきた。余り健康に良くないので普段は食べないけれど、品不足という話を聞いて食べてきた。

 

 円安による物価上昇が懸念されている。「安いニッポン」でも書かれているが、約20年近く賃金が上がらない。何とか物価が上がらないことで生活は保たれてきた感があるがこの先は不透明だ。

 

 ポテト騒動はアメリカの流通の混乱が招いたとされているが、果たしてそれだけだろうか。買い負けている日本の実情、終わりの始まりではないかと思っている。

 

 今まで食べられてきたものが簡単には食べられなくなる。相応の値段に上がるけど、給料は上がらない苦しみ。その中で生きていく。

 

 オリンピックという祝祭も終わり、向き合うべきものがはっきりしてきた気がする。