トークライブ前の最後の休日。
制限時間の１時間にぴったりおさまる。喉の調子もいい。たぶんあの会場なら、マイクなしでもいける。いい感じです。
そのさなか、あるひとつの決断を下しました。
色々とありましたが、自分からことばを奪うこと（奪われること）は、例えそれが数か月であっても相当メンタル的に堪えることがわかりました。少し大げさな書き方をしましたが、実感したことです。
これまでの人生で、ぼくは多くのことばを発しながら日々の生活のバランスを取って来たことがよくわかりました。逆に発することばの数が少ない人もいることを知りました。別にどちらかが優れている、または正しいのではのではなく、人の発することばの適当量には差異がある。それがわかりました。
そして見ている世界の広さも。視野が広く、世界を見ている方が素晴らしいというわけではない。住んでいる世界は狭くとも、その世界で安定して生きていく人がいる。それもまた、新たな発見でした。
自分には、出来ない生き方です。
そういう人たちと約数か月にわたって、いっしょに過ごせたことというのは、一応創作者である自分にとって得難い経験となりました。そういった意味から、心から（皮肉ではなく）感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、ことばがないと生きていけないぼくは、世界を語りたいぼくは土曜日に神保町の専門書店にいます。理髪店にも行って頭もさっぱりして、表情からも険が取れているはずです。そして少し早口で、まるで出来の悪い落語家か講談師か、テキ屋のように近くて遠い国の話をしようと思います。
ぜひ、お越しください。
【日時】2019年1月19日（土）１８時～ 神保町の書店チェッコリ
【住所】〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-7-3 三光堂ビル3階（都営地下鉄神保町駅A5・A7出口徒歩1分）
■参加費：1500円（ワンドリンク付き）
■定員：30名
http://www.chekccori.tokyo/my-calendar?mc_id=504