トム・モレロのギターコレクション(翻訳付き!) | 生ギター大百科

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皆さんこんにちは!


今日のゲストはトム・モレロさんです!


勝手に動画を紹介してるだけですけど!!


でもちゃんと翻訳しましたよ!


えらい!


ではどうぞ!





「こんにちは、トム・モレロだよ。

ここはLAにある僕の自宅スタジオである“ヴェリタス・スタジオ”だ。

ロックなレコードを作ったり、フォークをやったり、単純にギターを弾いたりするんだ。


このスタジオでたくさんのレコードを作ったよ。

ストリート・スウィーパー(Street Sweeper Social Club)のレコードや、ナイトウォッチマン(The Nightwatchman)のここ最近の2枚のアルバムもここで作ったんだ。


ここは練習用のスタジオとしても兼用出来ちゃうんだ。」




0:22

「これは僕の人生初めてのギターだよ。ケイ・ギターっていうんだ。コントロール・ノブがたくさんついている。

そしてとても高価なものだ。五千円くらいかな。

当時自分でギター入門セットを買って、母親にアンプなど備品を買ってもらった。

チューニングが不安定だったりするけど、僕の幼馴染さ。」




0:44

「これだ。このギターはね、僕が30年間何時間も何時間も練習を重ねたギターなんだ。

ギブソンのエクスプローラーⅡさ。学生時代とか、LAに引っ越してきたときもこれがメインギターだった。


ブリッジを一度ダメにしちゃって、ケイラー製のトレモロシステムを取り付けたんだ。80年代のロックをやるなら、アームを思いっきり使ってベンドするだろ?そんなケイラーのシステムをおいしいとこ取りしたんだけど、その後何年も弾きつづけるってことはなかったかな。

長いことこのエボニー製の指版で弾いていたから、懐かしいね。」




1:29

「これはソウル・パワー・ギターだ!(モデルはフェンダー・ストラトキャスター)

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンからオーディオスレイヴに移行していったときに、新しいギターで、新しいサウンドが欲しいと思って手に入れた。ギターに書いてある新しいスローガンもね。(笑)

もちろんこれはWoody Guthrieの“This Machine Kills Fascists"にインスパイアされたんだ。僕のギターほとんどに何かしらの言葉が書いてあるけど、

オーディオスレイヴを始めるときは何かしらの“ソウル・パワー”が必要だと思ってこうしたんだ。

オーディオスレイヴ全般でメインギターとして弾いているよ。結局替えるまで6年くらい弾いたかな?」




2:06

「これは僕がドロップDチューニングで弾く時のメインギターだよ。
アメリカではそんなに高くないクラスのテレキャスターなんだけど、当時のルームメイトとの物々交換で手に入れた。

リキッド・ジーザスとかいうバンドをやっていた奴で、マーシャルのアンプ・ヘッドを欲しがっていた。僕はグランジでよくあるようなヘビーなリフを弾けるようなギターが必要だったから、お互いに要らないものと交換したわけさ。

レイジ時代からドロップDチューニングの曲は全部これを弾いている。“キリング・ザ・ネーム”、“フリーダム”とか、“テスティファイ”とかね。

このギターで曲を書いて、バンドでプレイしてたんだ。」




2:46

「このギターは、出所もメーカーも不明なんだ。トロントの質屋で40カナダ・ドルで手に入れた。

ちゃんと木で出来ているかも怪しいんだけど(笑)、見た目が好きでさ。僕はいつも見た目でギターを選ぶことが多いんだ。

この安もんで曲を書いて、そこにある20ワットのソリッド・ステイトアンプでレコーディングして、初のグラミーを受賞したのさ!」





「2012年は忙しくなりそうだ。ナイトウォッチマンのレコードを出して、それに伴いツアーをガンガンやる。オキュパイ・ウォールストリートの音楽での運動もやっていくよ。そこからまた曲を書いて、更にツアーを重ねる。

Orchidという漫画も描き続ける予定だよ。更に時間が許すなら今目をつけている若いミュージシャンをサポートしたりもしたいと思っている。」