翌日、起きてシャワーを浴び終える頃にはもう昼を回っていた。
身だしなみを整えて一階に行くと、ブライアンがキッチンにいるのを発見する。

「おはよう、二日酔いにならなかった?」
「あれぐらいなら余裕だよ♪。あ、デイブが午前中一個クラスがあるけどもうすぐ帰ってくるはずだ。」
「そっか、デイブはもう学校始まってるんだったね。…何作ってるの?」
「サルサソース♪」
「おお~サルサ~。ひまだから手伝うよ」
「わざわざネブラスカまで来てサルサ作りたいの?」
「デイブ来るまで暇だから。」

ブライアンはとてもいい手際でチリペッパーをみじん切り、わたしがした事といえばトマトを洗って切った事だった。。彼は大学に最初の一年通ったが、その後大学での勉強と自分のやりたい事が一致していないから授業料の無駄と思って退学し今の生活を始めたらしい。
とりあえず大学を卒業してから考えようと思っていたわたしにとっては新鮮な意見だわ。


サルサが全体的に煮立っていいかおりがし、わたしがいわゆる日本の学生の基本的な考え方についてブライアンに説明し終えた頃デイブが帰ってきた。

「あ、さちおはよう!クラス午後はないからクリフォードの彼女の家のプールに行くか??」
「行くーー。ブライアン来る?」
「おれは午後からバイト。」
「じゃあ一応ネブラスカの有名な公園によってからプールに行こう。クリフォードとレネとプールで待ち合わせだか  ら。」

こうして、午後はデイブとおでかけとなる。  つづく→


こんにちわ☆

お時間に余裕がある方、ちょっとこのアメリカマップをご覧下さ~い。

イリノイ・シカゴーネブラスカ間、なにげに遠いんですよね (;^_^A

14時間飛行機乗ってたら日本まで帰れるじゃん…。


「BOーB、B-OB、WHERE ARE YOU BOB??」
「ああーーなんかいもBOBって言ったーー!!」
「ハイ飲んで!!!」

ブライアンが帰宅した後、わたしたちはBOBゲームをした。映画を見て、主人公BOBの名前が呼ばれるたびにビールを飲まなくてはいけないという、かなりいいかげんなゲームである。主人公BOBは物語の途中迷子になるりたくさんの人がBOBを探し回るので、名前は連発して呼ばれる。

「BOB、I've been looking for you, I missed you BOB, Ahhh BOB」
「今何回言った?」
「ビールがないよー」
「ハイ、ビール!!!」

結果、映画が終わるころにはみんなかなり酔っ払い、各自部屋に引き上げる事にした。

「折角ネブラスカまで来たんだから、いっぱい楽しんで帰れよ~」
ブライアンは、バイトの片手間でレコードとレコードをMIXして新しい音楽を作るDJ的なことをしている人で、口数は少ないが楽しい人である。

アランはソファーで寝てしまったので放置。


「部屋取っちゃってゴメンね」
「ネブラスカまで来てくれた客をカウチでは寝かせないよ。」
デイブは部屋の前でわたしをぎゅ~とハグした。
「今日は楽しかったよーー。ほんとに来てくれてありがとう。」

一人ベットに寝そべって、酔った頭の中を取り止めのない考えが浮かんでは消える。

…げっ、ってことはもしやかなことデイブはこのベットで・・・・
いかん、妄想が広がる。このまま酔いに任せて寝てしまおう。  

つづく →