太郎のブログ -113ページ目

性格以外も様々な事柄で不一致が生じます

 離婚の主な原因が夫婦間の「性格の不一致」だという話は、男性側からも女性側からも本当によく聞かれることです。
ただ、離婚の原因としてこれだけを挙げるというのはかなり説得力に乏しいのであり、もともと生まれも育ちも違う全くの他人である夫婦の性格が、完全に一致するはずは絶対にありえないといえるのです。
よって、それは「離婚の理由について何も述べていない」といっても過言ではなく、「性格の不一致」という理由だけでは、どうにでも解釈できてしまうあいまいな原因ということになってしまいます。
離婚を考えた本当のところをもっと明確にしたうえで、本当の夫婦関係破綻の理由を明らかにすることが求められており、これがないと何も見えてこないのです。

「性格の不一致」というあいまいな言葉でごまかさずに、離婚したくなった理由は何なのかを具体的に考えてみることが大切です。
主な離婚の原因が、「夫婦間の価値観と生活観の相違がはなはだしい」というような場合も全く同じことが言えます。
実際のところ、「性格の不一致」だけを理由にして夫婦が離婚にこぎつけるというのは相当に困難なことのようです。
こうした不明確な理由を認めてもらって裁判離婚で勝つのはかなり大変なことで、協議離婚や調停離婚でならまだしも、説得力が弱いのです。

裁判離婚では相手が離婚を嫌がっているので、「確実に離婚したい」というのならもう少し明確な説得力のあるしっかりとした離婚の理由が要求されるのです。
離婚するか、それとも結婚生活を続けるかの決断は本当に重大なことであり、その人のその後の人生を大きく左右します。
本当に離婚するのか、夫婦生活を続けるのかはしっかり考えて慎重に決断すべきことだといえます。
夫婦のあり方について、再度真剣に向き合うことでしっかり心を決め、離婚という選択が本当にいいのかどうか考えつくすことが大切なのです。

離婚は精神的なストレスに加えて事務手続きが大変です

 離婚については、かなり捉え方が変化してきたように感じます。いつからか「バツ1」という軽い言葉まで出てきたんですからね。
離婚された方のほとんどが言われるのは「離婚には、結婚の何倍ものエネルギーが必要になってくる」ということですね。
結婚の時にしたあらゆる手続きを思い出してみてください。離婚になるとこれをすべて戻すのですから大変なのは明らかだと思います。
離婚をする最も多い理由はなんだと思いますか?不思議な話ですが性格の不一致なんです。付き合っている間にわかりそうな気もしませんかね・・・

離婚の大きな理由である性格の不一致ですが、まあ、もっとだれにでも分かる言葉を使うと「気に入らない」の一言になるでしょうね。
しかし離婚までしちゃうとなると、それはかなりお互いが「我を張りすぎた」結果なのかも知れないなとは思ったりしますが、もっと深い確執があるのでしょうか。
離婚でよくあるのが慰謝料問題です。これは、明白な事実の証拠がある場合、たとえば、相手が不倫をしたなどの事実を確認することができた場合です。
その離婚の際の慰謝料ですが有名人とは比較になりません。収入に雲泥の差があります。せいぜい、300万円くらいでしょうね。少ない気もしますが・・・。

しかし、もうひとつ重要なのが養育費の問題です。夫婦で子供いる場合、これは外せない問題です。とても大切な問題なのでしっかりお互いに話し合うべきでしょう。
再度、結婚したときの事を思い出してください。もし、性格の不一致で離婚を考えている方がいるのであれば。
まず、間違いなく、性格が完璧に合う人なんて存在しないと思いませんか。逆に、自分を鏡で見ているような感覚になりませんかね。
「初心忘れるべからず」から学ぶべきことも多くあります。離婚の前に、もう一度考え直す機会を作ることも大切です。二人で歩み始めたころを思い返して見ましょう。


感情に任せて離婚をしてしまうと、離婚後の余計な苦労が生まれる

 「2分に1組」これは、現在の日本で離婚が発生する割合です。昨年度においては、何と25万8千組もの夫婦が離婚しています。
こうして数字で目のあたりにすると、今や離婚は決してめずらしいことではなく、ありがちで聞き慣れた事象だといえますね。
安易で無計画な離婚はするべきではありません。そのような離婚は、その後の人生を決して幸福なものへと導きません。
離婚目前という人も、今はまだ何となく離婚という文字が頭をよぎる程度の人も、まずは離婚のアレコレを勉強しましょう。

男女の別はあるものの、離婚理由の主なものは「性格の不一致・価値観の相違」「暴力や暴言」「不倫や不貞」などです。
やむを得ぬ事情からの離婚は、決して恥ずべきことではなく、むしろ健全な未来へ向けての1つの選択肢だと言えます。
離婚の仕方にも種類があるのをご存知ですか?それは、協議離婚、調停離婚、審判離婚、裁判離婚の4種類です。
多くのケースの場合、離婚成立までには、相当の時間と費用と労力がかかります。簡単に片付くものではないという覚悟が必要です。

話し合いで解決できる協議離婚が望ましいですが、もうどうしようもないほど泥沼化している場合は、調停、審判、裁判離婚などで、裁判所の関与に頼ることも必要です。
最近は熟年者の離婚が増加傾向にあります。2007年に導入された「離婚時の厚生年金の分割制度」を見越してか、昨年度こそ熟年離婚は減少したものの、今後はさらに熟年離婚の増加が予想されます。
長年に渡る共有の歴史を持つ夫婦。そんな熟年のカップルが、あえて離婚を選択するには、おそらく相応の理由があることでしょう。
離婚には多くのエネルギーを要します。また、ストレスも相当なものですし、何らかの犠牲も有り得ます。だからこそ、これまで以上に幸福にならなくては、離婚した意味がないというものです。