太郎のブログ -106ページ目

もしかしてそれ、ウィルスじゃないですか?

 今日はウィルス対策の話をいたします。XPマシンであればCtrl+Alt+Deleteで出てくるタスクマネージャ。あの中に、知らないプログラムがある日走っているのを見つけたとして。
それがウィルスだったとしたら、と思ったことは?
不死ウィルス――つまり、駆除不能、ウィルス対策ソフトでも活動停止不能の、悪夢のようなウィルスが、まさにそのプログラムだったら?
感染して一ヵ月後、ぼくはそのウィルスの存在に気づきました。つまりその間、ぼくのパソコンの中は感染しっぱなしだったということになります。

いやー、XPの終了時に「○○.exeを終了しています。強制終了するときは終了ボタンを押してください」というメッセージが突然出るようになってたんですよね。
うちのウィルス対策ソフトが、ある日突然、何の前触れもなく「えー、ウィルスを発見しました。気をつけてください」といいました。いやいや、気をつけるのはあんたの仕事ですから!
ぼくはそのウィルスに「ひろふみくん」という名前をつけました。なぜか?「HIROFU.A」という名前だったからです。それ以外に理由はありません。
ひろふみくん、彼なんとウィルス対策ソフトでは削除できないみたいなんです。こうなると問題はさらに厄介になってきます。そのうえ隠しファイルでもないのに元ファイルが存在しない。どう対処すればいいのかまるで分からない。

そこでぼくがとった行動は、ズバリ放置。緊急に何かロックをかけたりネットから隔離したりすることなく、それまでと同じように、ひろふみくんの好きなようにさせていました。何となく慌てるのが面倒だったので。
ですが彼との共同生活も、長くは続きませんでした。ある日、ふと気づくと、彼はもうそこにはいませんでした。どこにもいませんでした。彼はぼくを残してどこかに去っていきました。
トータルで40日間ほど、ぼくはウィルスに感染していました。しかし何か問題が起こったかというと全くそんなことはなく、うちのパソコンはいつも元気でした。ひろふみくんは何をしたかったのかも分からないまま、唐突にいなくなったのです。
ぼくはひろふみくんという不思議なウィルスの居なくなった世界で、ひとりため息をつきます。彼は今、どうしているんだろう? ぼくの所に一時やって来たのは何かを伝えたかったからなのか、あるいは単に、寂しかったからなのかな。

男女の人間関係って口説いたり口説かれたり、振ったり振られたり

 悩みのタネ。といったら人間関係ですよね。職場や異性、友達など。特に男女の人間関係は損得勘定では割り切れない分、職場の人間関係などより解決が難しいんじゃないでしょうか。
恋愛や結婚に関する色々な良書には、男女の人間関係を良くするヒントが隠されています。誰かに相談するのもオススメですが、悩みを人に話せないタイプの方には本が一番です。
相手のことを理解するということは、どのような立場の人間でも大切なことですね。信頼と思いやりを大切にしていれば、事前に人間関係のトラブルを防げますからね。
それでもけんかになってしまうのはなぜなのでしょう。人間関係を良いものにしたいとお互いに思っているのにもかかわらず。それは、些細なことに気を使っていないからです。

だとすれば、些細なことに注意していれば、男女の人間関係を良好に保つのも、難しくないということになります。「些細なこと」とはこういうことです。
夜に限定すると、「夜の頻度」「一回あたりの時間」「サービスの度合い」「終わったあとの態度」「避妊の有無」「したいことの好みの違い」「お互いのテクニック」などでしょうか。
誰でも思い当たることばかりだと思います。しかし、たった一言で人間関係を修復不可能なくらい傷つけてしまうことがあるとしたら恐いですよね。次にそれをお話します。
その秘訣とは、相手の育ってきた環境などに関する「ルーツ」をけなしたりすることは、絶対にやってはいけないということです。これをやってしまうと取り返しのつかないほど人間関係が壊れてしまうことがあるからです。

あなたのパートナーの「ルーツを否定してはいけない」ということは、男と女だけの問題ではなく、人間関係すべてに関わる重要のことなのではないでしょうか。
人間を形成しているルーツとは、家族・友人・故郷・学校・方言や過去の恋人。さらに、遺伝の要素が含まれる容姿などもそれに当てはまります。
ですから、「ルーツ」を否定されるということは、人間関係においてとても大切なことなのです。悪気がなくても人を傷つけてしまうことはあるので、普段から言動には注意したいものですね。
大切な人との人間関係を良くしたいですか?それなら、過去の二人の会話を、そのときの相手の表情も一緒に思い出してみてください。なにか思い当たることがあるかもしれません。

作業療法士について聞いたことがありますか?

 「作業療法士さんに、これからリハビリをしてもらうことになります」と病院で初めて言われた時、「作業療法士って何?それって理学療法士の間違いではないの」と思いました。
なぜかというと、作業療法士は仕事の内容が地味なせいか、理学療法士が小説やドラマによく登場するのに比べて、作業療法士はほとんどなし。それでは知識がなくても当たり前です。
でも、その日のうちに作業療法士さんと会い、自分の子供が受けることになる作業療法について、作業療法士さんから説明を受けおぼろげながら作業療法士というものがどういうものかわかってきました。
理学療法士と作業療法士の共通点は両者ともリハビリを行うことです。理学療法士は歩く力を取り戻したり、手を動かせるようにしたりと、病気やその他の理由で動作能力の落ちている人たちを対象にしています。

作業療法士がリハビリを行うのは動作能力が落ちている人ではなく、発達障害のある子供たち。応用的行動が取れない彼らに、それができるよう手助けをするのが仕事です。
理学療法を行う部屋は、歩行訓練など行いやすいような大掛かりな器具が用意されていますが、作業療法を行う部屋はリハビリをするような部屋には見えません。
作業療法士は遊びながら子供にリハビリを行います。だから作業療法の部屋は遊び道具がいっぱい。部屋の真ん中にあるボールプール、大きな積み木など、子供が目を輝かせるおもちゃが用意されています。
作業療法士が用意するのは大きなおもちゃだけではありません。ビーズや音の出る小さなおもちゃを使って、細かい作業ができるように訓練します。

またおしゃべりが苦手な子に、身振り手振りで意志を伝えられる方法を作業療法士は教えたりすることもあります。
なかなか言うことを聞いてくれない、就学前の発達障害のある子供たちを、作業療法士は相手にすることが多いです。
保育士や看護師は嫌、でも子供と遊ぶのが好きという人は、作業療法士を目指してもいいと思います。
それから発達障害のある子たちを好きになれない人は、作業療法士になるべきではありません。