初夢 | ぽよぽよ、その℃-uteな生き様 〜そして男達は東へ向かった〜 第2部・前編
元旦の朝に女の人の家に呼ばれる夢を見た。
その人とは現実ではインスタ上だけの繋がりだったから、家に呼んでもらえるような仲になってることに驚いたが嬉しかった。
しかしいざ行ってみたらその人の家がちょっとした学校くらいの大きさの豪邸で不安になった。
たしかにインスタで見るその人はいつも豪華な暮らしをしている。
そのまま大広間に行くと沢山料理が並んでるけどどれも見たことない高級そうなものばかりで圧倒された。
しかも騒がしいリア充の友人が沢山来ててその人の周りに集まってた。
自分の場違い感が半端なかった。
ふと気付くとその大広間で俺のいる一角だけが木造で電気も通っておらず日の光しかない薄暗い体育館みたいになってた。

完全にその人と俺では住む世界が違うことを悟ってしまい、息が苦しくなり周りの人間に声をかけようとしてもあ、あ、あ、ってどもるだけで何も言えなくなった。

すでに心は折れていたがせっかく呼ばれた以上すぐ帰るわけにもいかず、しばらく1人で黙って料理を食べたところで目が覚めた。
今年もよろしくお願いします。






加藤智大「俺にとってたった一人の大事な友達でも、相手にとっては100番目のどうでもいい友達なんだろうね。その意識のズレは不幸な結末になるだけ。」