今日は『やればできる』を改めて感じさせてくれる私の先生の話しをしたいと思います。
その方は、現役の時は船乗りでした。船乗りといっても漁師さんではなく、荷物を載せた大きな船に乗って世界を回る船の船員さんです。当時の事を思い出しながら、メキシコの港はどうだったとか、フィリピンの海はどうだったとか、用途によって異なるロープの結び方はこうだとか、船乗りならではの色々教えてくれました。
その方は現役を引退してからも船が好きで、自分の頭の中に描いた設計図を基に、ご自身で木を削り、塗装をして、電球を設置して、世界に一つだけの模型をとても器用に作っていました。さらに、模型だけにとどまらず、ボトルシップ(酒などの瓶の中に船の模型を作るもの)も数多く作っていました。
どうやって作るのか?
興味があった私は尋ねてみた事があります。そして見せて貰ったのが、小さな机でした。その上に数本の棒と小さなナイフと細筆と接着剤、たったそれだけ。ナイフで削った部品に色を塗り、接着剤を付け、棒を使って、瓶の細い口から中に入れ成型するとの事。
何と根気のいる作業なのだろう...。
その方のお部屋には、造り酒屋から譲って貰ったという大きな瓶の物から、背広の内ポケットに入る程度の小さな瓶の物までいろんなタイプのボトルシップが並んでいます。しかも船本体だけではなく船のロープを見立てた糸をつなぎ細部にも拘って作られています。
これだけの完成度なら販売したら良いのに、なんて私が話すと「これはそんなために作ってないよ」と笑いながら応えられます。
さて、ここで本題の『やればできる』に話しを戻します。
なんとこの方、十数年前に脳梗塞を患って片麻痺となり使える腕が片方だけになってしまいました。しかし退院後、自分の生活を取り戻してから、再びボトルシップ作りにチャレンジし、しかも完成度の高いものを作り続けているのです。
いつも奥様を大切にし、人を大切にしている白髪の似合う、その80代の男性は『やればできる』をその生き方で教えてくれる私の大事な先生です。
「縁側にある小さな作業机と自作の棒と接着剤」
「船のロープを見立てた幾重の糸」 (ウィスキーの瓶)
「底面が30㎝程ある大型の瓶」






リレーフォーライフとは、
今年はリオ パラリンピックもあっていますが、ハンディキャップの有無にかかわらず、何かに向かって頑張る姿ってどこで見ても良いですよね!

つながるネットの寮が9月に1部屋空くことになりました。


電気・水道料金がかかりません
不動産屋さんを回ってもこんな物件出てきませんよね!



















