本人が歩んできた結構いろいろヘヴィでポップな実際の出来事を、
思い出しながらデフォルメせずにありのまま書いとります。
読んでいただける方はタイトル数字の1からどうぞ。
37:REC2
えらい長いこと書いてなかった・・・・
この期間に色~々~ありまして。またその内この話に追いつくでしょうwいつになるやら。
さて、レコーディングの続き。
ベースがえらい事になっていたわけだが、前記の通りワンフレーズづつ録音して貼り付けていくと言うとてもレコーディングとは呼べない作業を延々繰り返し、なんとかベース録音終了。
そりゃもう現場はどえらい雰囲気、予定ではもうギター録り終わって歌録りしとかないといけないぐらい時間かかってたから。
ようやく出番だとギター録音開始、でも曲が完成していなかったので録音しながら編曲。
なのでせっかくいいテイクが録れても「もうちょっとこうした方が」と違うフレーズに変わったりするわけ。
そりゃ進むワケが無い、結局思いっきり時間使ってユナ終了。
楽器隊最後はサイドギター&ギターシンセのケイジ。
その時はじめてギターシンセのレコに立ち会ったけど、ありゃ曲者だ。
しくみとかイマイチよく分かって無いwまぁなんかいっぱい機械通しててギター弾いたらギターとは思えない音が鳴るんやけど、弾いてから音が出るまで時差がある。
これがなかなか大変。
ワンテンポ遅れて音がやってくるのでバックと合わせるのに相当苦労していた。
今となっちゃ打ち込んで流せば良かったんじゃ?と思うけどその頃はなんか不思議なプライド持ってたからなぁ。
皆さんの予想を裏切ることなくたっぷり時間をかけて録音終了。
すでにレコ用に準備してた金では全然足りん。どうする?
とにもかくにもやっとこさ歌録り。
なんだが・・・すでに超心配。
プリプロでもあんだけ苦労したのに・・
「やっぱりな」
という言葉がピッタリ来るぐらい録り直し。
しかも歌だけに、喉が枯れるとレコ続行不可能になる。
1日で終わるはずもなく、喉の回復を待つため数日あけての再レコ。
それでもダメで・・・
また数日後にレコ。
超超超!妥協した結果、なんとか終了。
もうコーラス録りとかあんま覚えてない。
朝方意識朦朧で録音したからw
ドッと疲れが押し寄せてきたがもうひとふん張り!
残すところはMIX作業。
これは今まで録音してきた各楽器や歌を混ぜる作業、音量バランスとったりエフェクトかけたり。
作業自体はオペレーターさんがやるんやけどね。
でも立ち会ってOK出すのは本人達、これも時間のかかる作業だ。
続く。
36:REC
ここで少し補足。
いつの間にやら第三章バンド~水商売時代に突入しているわけですが、
この大学時代と水商売時代と言うのが結構カブってる。
実際ほとんど大学には通ってなかったのでもう水商売時代で書いてもイイかな?って思いますた。
なのでこの段階ではまだ大学には在籍しているのです。
さて、話は戻っていよいよレコーディング。
まだ完成していない4曲を引っさげてスタジオに行く。
まずはドラム録り、アレンジを考えながらの録音なので毎回フレーズが違う。
しかも1曲目がイチバン難航・・。
無駄にややこしいパターンがメインで入っているので、それにフィルを付けて叩くのがさらに難しい。
とうとう40テイクを超えて体力も限界、結局最後まで残していた2テイク目で決定。
後の30テイク以上の体力返せ~!
2曲目は以外とすんなり録音完了。
この日はもう撃沈、後日残りの2曲を録る事となった。
そしてオレ就寝、スタジオのベンチでガックシ。
2曲分ドラム録りが終わっているので空いている時間にベース録り。
ヤハリ問題発生・・・。
練習の時は自分達の事でいっぱいいっぱいになって他の人の演奏まで気がまわってなかったし、
ホントのところベースの音ってハッキリ聞こえない。
本人もボリューム絞っていたようで、なんとなく音を出していた様子。
しかしレコではそうもいかない、なんせバックにはオレの叩いたドラム音のみ。
1曲マトモに通して演奏できないヤツがレコーディングなんてできるハズも無く・・。
オレが数時間寝て起きた頃、まだ1曲目のBメロで手こずっていた。
「え?マジで?」
思わず声に出してしまったが、もうすでに現場の雰囲気は最悪。
「もうオロチに弾いてもらえや。」(オロチとはこのスタジオ店員でベース奏者、ちなみに元メンバー)
とか割とキツめの言葉が飛び交っていた。オレも相当色々言った気がする。
結局、ワンフレーズづつ録音して、切って貼っての繰り返し。
リズムもクソもあったもんじゃない。
翌日は残りのドラム録りとベース録り。
多少時間はかかったがドラム録りは終了。
ベースは・・・
さらに翌日へ持ち越し。
この時点でオレとしては、イヤおそらくほとんど皆がベースのメンバーチェンジを考えていた。
続く。
35:山積みの不安要素
とにかくシュメの若干暴走気味なスケジュールをこなすべく、曲作り。
オレはドラム以外の技術はないが、せっかくなので参加。
メインはユナで思いついたフレーズを弾きまくり、「おっ」っと思ったものを残していく。
予想していたよりは早いペースで曲は出来上がっていった。
その中から、まずはレコーディング予定曲の4曲を完成させる為プリプロ作業。
ユナの持っていたMTRに粗方のドラムを打ち込み、時間が無いのでそのままユナがベース・ギターを録音、骨組みだけだが曲と言うカッコにはなった。
そうそう、ケイジもギターなのだが、このバンドからはギターシンセに挑戦するという。
ギターシンセとは、簡単に言うとシンセサイザーとギターのMIX。
ギターをかき鳴らしてもギターの音はしない、たとえば設定したオーケストラヒット等の音が鳴ったりするワケだ。
打ち込みとはまた違う、生で打ち込み?みたいな感じか・・説明が難しい。
オレのドラムに関しても、エレキパッドを導入。
スネアの代わりに叩けば金属音やガラスの割れた音みたいなのが鳴る。
以外と扱いは簡単なんだが叩いて音を出しているという感覚がなんか変になる。
作業は進んで仮での歌録り開始、MTRには予めメロ重視のポップスっぽいA・B・サビがガイドとしてピアノ音で打ち込んである。
シュメはそれを覚えてとりあえずの仮歌詞で歌うワケだが、ここで問題発生。
今までシャウトしたりデスボイスで圧倒的存在感を放っていたカリスマボーカリスト。
・・・歌がヘタ!!
正直なところ、多少ズレたりぐらいは皆覚悟していたが、あまりにヒドイ。
メンバーの表情が曇る。
しかし本人は気にも留めず、「おっ、今のでエエんちゃう?」と明らかにハズしたテイクを推す。
「ナイやろ、やり直し。」
その繰り返し。
こんなところにも不安要素があったとは・・!
数十回に及ぶ歌い直しと妥協でプリプロは終了。
出来た音源をちゃんと聞きなおす時間もほとんど無くレコーディングの日だけが迫る。
本番では自分のパートぐらいは早めのテイクで終わらせようと個人練習に入ってみてさらに不安要素発見。
ユナの打ち込んだドラム、よく聞いてみるとエライ難しい。
いや難しいどころの騒ぎじゃない、足と手、3本づつは必要だ。
機械でこそ出来るものの、人間の物理的にムリなフレーズ・・。
ベースとの絡みもあるので必要そうなバスドラを残したりスネア減らしてみたり、エフェクトシンバルで誤魔化してみたりで試行錯誤の末、なんとか自分なりに完成。
週3日以上のスタジオリハを繰り返し、いよいよレコーディング開始となるが・・・まだまだ不安は募るばかり。
続く。
