私も証券会社にいた時代、当然毎日のノルマはあります。ですが、株式相場は動いていない。
でも、お客様に提案しなければならない。
昔はそういった営業スタイルが当たり前でした。
投資リクスは最終的にはお客様の判断とはいえ、なかなか厳しい営業システムだなと懐かしく思います。

株式投資(国内も海外)や為替・その他の先物取り引きにも言えることですが、相場には動く時期と動かない時期があります。
ニュース的な表現ですと動意づく、様子見というような感じです。
仕事としてディーリングをやっている人たちは、仕事ですから毎日マーケットに入らなければならないのですが、一般の人たちは毎日マーケットにはいる必要は私はないと思っています。

ディーラと会話していてもそういった話はあります。
株式や為替のディールだと大体1年に3,4回大きなトレンドが現れる時期があり、そこでトレンドに乗ってディーリングして利益を取る。それ以外の時はキャッシュポジション。というのが、個人投資家の方にはいいのではないかと思います。
また、利益確定についてもよく「"もう"は"まだ"なり、"まだ"は"もう"なり」と言われるように、
最安値でとり、最高値で売ることは不可能です。
ある程度のトレンドのがあれば、その中で、自分の年間目標利回りを月割りぐらいにしたものを取れていれば、そこで利益確定することを強くおすすめします。
これは、年間での獲得利益目標などを明確に設定していないとなかなか出来ないようで、いつもポジションを持っていないと不安だ、というお客様もたくさんいらっしゃいます。

株式市場とは資本主義経済の中から生まれたもので、ある企業への「投資」な訳ですが、日本の株式投資を見ているとそれがあまり感じられないことがよくあります。
**を買って(売って)何倍にするなんていうコメントを見かけます。
こういった発想はまさに賭場のような考え方で、ROEやPERなどは本当に後付け。
年間で投資額に対してどの程度のリターンを考えずに、その瞬間の利益のみに重心が傾いています。
欧米が全て良いとはいいませんが、日本でも幼少の頃からキャピタリズムについての教育をもっと進めていってほしいなと思うこともあります。

最後はネガティブな感じになりましたが、次回はもう少しポジティブな話しをしたいと思います。